「最近の居候社長の起業奮闘日記全然面白くないんだけど.......何でコンセプトをずらしたの?」
ある日、僕のブログを見てくれているI社長に言われた。
つまらないと言われたのは、こういニュース系を書き始めたことが原因だった。
「いいかい?僕はね、君しか書けない魂がゆすられるような切迫感や感情表現を見たいんだ。」
「君がネットのニュースを上から評論することは、全く価値がないんだよ。そんなのそこらじゅうにあるじゃないか!!」I社長は言った。
僕が自分のブログのコンセプトを急に広げ始めたことには、思うところがあった。
それは今の感情むき出しのブログでは、検索エンジンのSEO対策としては0点ではないか?
また失敗段ばかり話すのは、自己ブランディングとして間違っているのではないか?と疑問が生じたからだった。
もっと端的に言えば
すごい人にお仕事を託したいのであって、失敗談ばかり書くような人にお仕事を頼みたい人なんていないのではないか?と考えた。
その結果、失敗談だけでなく、ちょっと上から解説したような文章も混じり始めた。
軸がない人間へ
「余計なものを入れることは、せっかくの君のブログの濃さを薄くするんだよ。」
「君には、軸がないんだ!!軸かないから、簡単にコンセプトを変えてしまうんだ。」
「軸がブレることは、言い換えれば自分の自信の無さの表れなんだよ。成果を焦る気持ちは分かるけど、お金を追ったらお金に一生逃げられるよ。」I社長は言った。
確かに以前は30記事前後の少ないコンテンツ量ながら、多くの方からお問い合わせを頂いていた。 そして、居候社長と言うテーマで講演のお仕事まで頂けた。
少ないアクセスながらも、確実に人の心に刺さっていた。
しかし、もっと早く検索流入を増やして評価されたいという思いから、ブランディングをズラしてしまっていた。
そんな時、このブログを読んだ。
なんでつまらない記事を書いてしまうのか
なんで実績に相応しい発信ができないのか(偉そうになるのかってこと)それは他の誰かのブログをモデリングしているからでしょうね
真似しようとしているんじゃないの
無意識にそうしなきゃと刷り込まれているんですそれが正解なんだという刷り込みですね!!
「同じことを書いてても人気が出るのはすでに実績がある人と美人だけ」
悲しいかな?痛いほど、図星をつかれてしまった。
僕は有名ブロガーに人に自分の失敗談ばかり書く人がいないから、無意識にそうしてはいけないと思い込んでいたみたいだった。
等身大の自分をさらけ出すのではなく、有名人のマネをしているだけだった。
機械を見て、読者の方を見ていなかった
せっかくこのブログを通して会いたいと言って頂ける方が現れたり、お仕事をいただけたのにも関わらず
僕は小手先のテクニックに囚われて、画面越しの読者の方を見ることができなくなっていた。
昔は、こんな記事を書いていた。
確かに、切迫感や迫力は段違いだった。本当に、自分の胸の内を隠さずに書いていた。
「あなたに求められていることは、今読んでくれている読者の方を裏切らないことでしょ。」
「あなたの魅力は、たくさん失敗もするけど一生懸命前に進もうとしていることでしょ?」
「それを捨ててどうするの??」I社長は、ユーザー視点で教えてくれていた。
僕はそれを勝手な思い込みで、自分から壊そうとしていた。
皆が見たいのは、かっこつけた自分ではなく等身大の自分だった。
ありのままが一番評価される
自分の信念の大切さを、また学んでしまった。
続く