【5月29日 東方新報】レノボグループ(Lenovo)は24日、2018年3月期決算を発表した。売上高は、前期比5%増の453億5000万ドル(約4兆9600億円)、純損益は1億8900億ドル(約210億円)の赤字だった。

 レノボの楊元慶(Yang Yuanqing)CEOは、「赤字の主な原因は米国の減税と雇用対策法案によるものだ」と述べた。レノボの税引前営業利益は1億9300万ドル(約211億円)だった。

 米議会は2017年末、減税法案と雇用法案を可決。レノボは繰り延べ税金資産の評価見直しで4億ドル(約440億円)の一時費用を計上した。

 昨年の両法案の成立は、米マイクロソフト(Microsoft)やシティバンク(Citibank)など多くの企業の業績に影響を与えている。(c)東方新報/AFPBB News