個人サイトは死んでない
Pixiv騒動後「昔のhtmlは死んでしまったからこわい!」とか「✧˖°✝あなたは〇〇〇番目のお姫様✝°˖✧への回帰!」みたいなツイートばかり目にして悲しくなったので、現在も個人サイトを楽しむ界隈にいる人間がPixiv以外で作品をアップロードできる場所をまとめてみました。
基本的に無料で使えて、簡単に利用できるものを選んでいます。あくまでも私の観測範囲内です。
===SNS型===
▶Privetter
無料。広告あり。
Twitterユーザーは既にお世話になっている人が多そうなので詳しい説明は不要かな。
Twitterアカウントでログインすることで、テキストや画像の投稿が可能になるツール。
公開範囲を自分で設定することができて、パスワード機能があったりTwitterのリスト限定公開なんかもできる。
フォロワーさんの投稿作品(画像・文章)が一覧で表示され、お気に入り機能あり。
創作用SNSというより、シンプルに作品をアップロードする場所という印象。
タグ打ちもできるし名前変換機能もある。
▶PictBLand
基本無料。広告あり。
課金しないと使いづらいっていう意見をちらほら見てる。
『検索避けや鍵付き・除外タグなどの閲覧機能が充実した、BL好きのための創作系ソーシャルネットワークサービス』
これの男女CPバージョンがPictMalFem。
個人的に性別で分けるのが不便で使ったことがないので詳しくは分からない。
どちらも名前変換機能あり。
▶Tumblr
基本的に無料。広告は、アプリで少し出てくるぐらい。
アダルトコンテンツ掲載可で、ブログの検索避けと成人コンテンツ指定ができる。
というか、年齢制限のあるものを載せたい場合は
閲覧注意コンテンツ指定・ブログ自体の成人コンテンツ指定が必須。
また、未成年者に関する性的・暴力的なコンテンツは通報→垢バンの可能性が高い。
詳しくはこちら。
テンプレートの種類が豊富。大体レスポンシブ対応。
そのほとんどが海外製だけれど、同人告知サイト制作用のTokusetsu 3や、イラストポートフォリオサイト専用のillustfolio 4のように、日本語対応のテンプレートもどんどん増えてきている。
イラスト・写真投稿にオススメなのがPop Gallery Lite、WallstockerやMonacoなど。
square、Simplig-folio、ZEN 2.0なんかが日本語フォント対応。
ただ、小説書きだとテンプレートをいじらないとちょっと使いづらい。
リブログ・スキ・フォロー機能がある個人サイトというイメージ。
メインブログの他にサブブログが作れて、サブブログは複数人での管理もできるよ!
名前変換機能つきのテンプレートなんかもある。
ブログの始め方、テンプレートの設置方法などが分からなければ「自分で作り出しちゃう系オタクへ。サイトが欲しいならTumblrがおすすめ」や「イラストレーターさん必見!Tumblrで無料・簡単・おしゃれなポートフォリオサイトを作ろう」を参考に。
※ただ、Tumblrはタグでのソートはできても基本的に投稿した日付順で表示されたり、
一度リブログされると元のイラストを消してもリブログされたものは残ってしまうという注意点も。
▶Deviant Art
イラストがメインの海外のSNS。
サポートを含めたコミュニケーションは全て英語だけれど、
わりとアクティブに作品へのコメントが送られてくる。
作品の表示が投稿日順ではないので、慣れるまでは検索に戸惑うかも。
ただ、好きなアーティストの投稿をフォロー(Watch)できるし、
作品単位でお気に入り(Fave)して自分のコレクションに加えることが可能。
ここも成人向けはMature contentsのタグ付け必須。
そして未成年が題材のアダルトコンテンツに対しては厳しい。
(二次元のキャラクターでもモデルが18歳以下に見えたら垢バンの可能性あり)
英語が不安な人は、Deviant Artの日本語解説を行っているウェブサイトがいくつかある。
▶Fanfiction
海外の二次創作小説投稿掲示板。投稿は全て英語。
掲示板形式なので、慣れるまで検索と閲覧がちょっと面倒。ただ数はめちゃくちゃある。
この他にも、日本の○○サーチみたいな感じでそのジャンル専用の投稿サイト・コミュニティが沢山ある。
▶Archive of Our Own
『ファン小説をはじめとするファン作品を投稿できる非商用かつ非営利なウェブサイト』。
世界中からファンフィクション小説が投稿されていて、使用言語も色々。
他の言語で書かれたファンフィクションの日本語訳や、その逆もあって楽しい。
詳しくはこちらの日本語説明ページで。
▶Raiot
RT先で拝見して初めて知ったので追記。こんなのあるんだ!
ついさっき知ったばかりなので「イラストSNS「Raiot(ライオット)」の使用後約2ヶ月の使用感レポ」などを参考に。
▶GALLERIA
こちらもRT先で拝見して初めて知ったので追記。
『匿名リアクションを中心とした気軽にイラストを投稿できるSNS』らしい。
パスワード機能はもちろん、著作日時内容証明機能とかもあるのか……すごいな。
リプ頂いたので追記。イラスト中心の投稿サイトではあるがテキストの投稿も可能だそうです!
▶ニジエ
スケベな絵を安心して載せたい人だと18歳以上限定のイラスト投稿SNSとかもある。
同じ会社が運営しているBL版がホルネ。すごい名前やな。
▶TINAMI
リプライで教えて頂いたので追記。
1996年にイラストサイト検索エンジンとして開設された老舗らしい。
===個人サイト型:ウエブビルダータイプ===
個人サイトの中でもサーバーを借りず、ブラウザ上でカスタマイズのできるもの。
▶Jimdo
基本的に無料。無料版は広告あり。
昔からあるウェブサイトビルダー。
テンプレート(170種類以上)を選んだあとは
ブラウザ上でドラッグ&ドロップしてレイアウトを調整していく。
▶Wix
基本的に無料。無料版は広告あり。
Jimdoと体感的にはほぼ同じ。テンプレートの種類が多く(500種類以上)、
動きのあるページが作れたり、フリーの素材があったりして少し自由度が高い。
アダルトコンテンツの禁止はしていないが、推奨もしていない。パスワードでの閲覧制限が可能。
▶Strikingly
基本的に無料。広告あり。
Jimdo、Wixと同じような感じ。テンプレートは18種類(無料版)。
アダルト・暴力的コンテンツのアップロードは禁止。(規約8のa、t参照。英語です。)
見た感じ日本語のサポートがあまりない感じ。
この三つは簡単にウェブページの作成ができるけれど、
バックアップがとれなかったり、外部からのインポートができず引っ越しに手間がかかったりする。
また、簡単にレイアウトを変更することができる代わりにそれ以上のことはできない。
同人向けではないが、「無料ホームページを徹底比較!コレを見れば最適なサイトがすぐ分かる!」や
「JWixとjimdoを比較!それぞれのメリット・デメリットとは?」などウェブサイトビルダーを比較しているブログも沢山あるよ!
===個人サイト型:レンタルサーバー必要タイプ===
自分でサーバーを借りて作っていくタイプ。
これまで紹介したツールより手間はかかるが、一番自由度が高く慣れるとめちゃくちゃ楽しい。
▶WordPress
基本的に無料。広告はレンタルサーバー次第。
私は前にまっさらな状態で挑んで諦めたので「WordPressで2時間で同人サイトを作る方法【初心者向け】」や
「WordPressで同人二次創作小説サイトを作る」、「同人サイトのつくりかた」とかを見て。
リプライを頂いたので追記:
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