2018年2月14日
コズミックディスクロージャー シーズン9エピソード12
秘密宇宙プログラムの内部告発者になることの危険性(後半)
 
原文はこちら
 
デイヴィッド
 コーリー・グッドは秘密宇宙プログラムにもいくつかの派閥があることを教えてくれました。そのうちの一つが星間企業集団(訳注:原文ではInterplanetary Corporate Conglomerate)あるいはICCと呼ばれているそうです。
 それで、彼らは明らかに非常に進歩したテクノロジーを実現化している防衛関係の請負契約者の分派のようです。
 また、我々人類が、宇宙船のような進歩したテクノロジーを購入するために多くの異なった種族のいる場所へと赴くようになっていることは確かです。
 彼は、我々がこのICCを介しておよそ900もの異なった地球外文明と恒常的な貿易関係にあることが分かったとも言っています。
 それで、あなたがそういったことに関する裏話や噂を聞いているかどうかに興味があるのですが?
 
エメリー
 いいや。知らないな。聞いたことはない。
 
デイヴィッド
 また縦割りですか?それは問題ですね。
 
エメリー
 ああ。知りたくもない。本当に大変なんだよ。一人でなんていれないのさ。常に監視されているんだ。前に言ったよね。いつも高度な秘密保持のためのブレスレットをはめてるようなもんなんだよ。
 こういうことなんだよ。合言葉を言わずに入っちまうと真っ二つにされちまう廊下があるんだよ。
 簡単なことさ。点線に従って歩くかどうかなのさ。ハハハ。もしそうしなかったら用心しなけりゃならないんだ。
 だから僕は秘密を嗅ぎまわったりはしなかったね。なぜって、僕は秘密が明らかになっていくことに、生体組織を切り刻む以外にも違った場所でもっとたくさんの仕事を得るためにはしごを登っていくことにとてもワクワクしていたのさ。
 
デイヴィッド
 なるほど。
 
エメリー
 そうやって僕は、宇宙船や他のことに関わっていったのさ。
 
デイヴィッド
 分かりました。あなたが私に語ってくれたことでさらに詳しくお聞きしたいと思ったことの一つなんですが、私はフォルダーについてお聞きしましたよね?多分、精神的な衝撃を和らげるようなやつでしたよね?基本的にはiPadみたいなんですけどもう少し柔らかくてほとんど透明みたいな感じの。
 
エメリー
 ああ。
 
デイヴィッド
 それであなたは、そのフォルダーが機能満載だとおっしゃいましたよね?それがどこの棟のどこの部屋に行くのか、そこでどんな仕事をすることになるかを指示をするんだとおっしゃっていました。やつらはそれを一度に一台だけあなたに与えたんですか?
 
エメリー
 そうさ。
 
デイヴィッド
 それで、そのフォルダーは何等かのハードドライブあるいは記憶機能を持っていましたか?
 
エメリー
 ああ。持っていた。
 
デイヴィッド
 本当ですか?
 
エメリー
 君に指摘を受けて驚いたよ。でも、そうさ。それはマイクロディスクと呼ばれている。
 
デイヴィッド
 マイクロディスクですか。
 
エメリー
 ああ。それは25セント硬貨(訳注:直径はおよそ24ミリメートル)より少し小さくて5セント硬貨(訳注:直径はおよそ21ミリメートル)よりは大きい。それは金張りでイリジウム合金のようなもので出来ているんだ。それでちっちゃな溝穴があるんだ。
 それで、それは所持者がやっていることすべてを記録している。
 
デイヴィッド
 なるほど。
 
エメリー
 それで、それは基地の、地下基地の構成物とも繋がっているんだ。そこにある構成物とね。メインフレームとか。
 何も取られたりはしない。負担なしさ。シャトル便に乗って、そしたらやつらはそれをやつらの記録ディスクに記録するのさ。
 
デイヴィッド
 そうなんですか?
 
エメリー
 そうさ。
 
デイヴィッド
 1990年代にあなたがそのフォルダーを持っていたことを考えてみると、その時代と言えばいろいろと問題のある大きなデスクトップのタワーコンピューター使っていましたよね。そんな中で現代巷に出回ってるものよりずっと進歩したものを使っていたのですね。
 
エメリー
 現代のやつよりずっと進歩したやつなのさ。こんなちっぽけなぺらぺらのディスク一枚にハイレゾの動画や数百万の文書が入っちゃってるんだよ。
 
デイヴィッド
 こういうディスクが数千テラバイトあるいはそれ以上の記憶容量を持っているとお考えですか?
 
エメリー
 ああ。そう思うよ。
 
デイヴィッド
 それでどんな仕組みになっていたのですか?フォルダーからディスクを取り出して誰かに手渡さなければならなかったのですか?それともその日の終わりにフォルダーを手渡すだけでよかったのですか?
 
エメリー
 いや。違うんだ。まずフォルダーがあってそれを突っ込んでスライドさせるんだ。するとディスクが出てくるのさ。ディスクは持ち出せるんだ。今我々が使っているSDカードやデジカメのカードみたいにね。
 
デイヴィッド
 なるほど。
 
エメリー
 簡単に持ち運びや持ち込みができるんだ。時々そうしなきゃならないんだ。なぜなら、他の場所で、他の誰かのプロジェクトでデータをレビューしないといけない場合があるからね。
 
デイヴィッド
 おお。
 
エメリー
 そこで、データが自動的にダウンロードされる代わりにそういうのが使われる理由というのはだな。やつらは情報がネットで伝わっていくのが嫌なのさ。それでやつらはディスクを使うのさ。
 
デイヴィッド
 ディスクはフォルダーのどこに挿入するんですか?
 
エメリー
 右上の角さ。
 
デイヴィッド
 右上の角ですか。おもしろい。
 
エメリー
 そうだな。
 
デイヴィッド
 それで、どんな風に見えるんですか?金色とおっしゃってましたよね?
 
エメリー
 ああ。フォルダーの中に透けて見えるんだ。イリジウムみたいな色合いさ。
 僕はいつもやつらはそれを宇宙線からプロテクトするためにそうやってるんじゃないかと思ってるんだ。やつらは宇宙線が宇宙に充満しているって言ってたからね。
 
デイヴィッド
 フォルダーの他にそのディスクに保存された情報にアクセスする方法はあるんですか?
 
エメリー
 ああ。一つだけある。
 
デイヴィッド
 なるほど。それは読み取り機か何かですか?
 
エメリー
 ああ。ディスク読み取り機がある。
 
デイヴィッド
 本当ですか?やつらが我々にそういった情報の保存テクノロジーを与えてここなかった理由は何でしょうね?そういうテクノロジーがあるのなら、なぜ、我々がそのレベルのデータ保存テクノロジーを保有できなかったのでしょう?なぜ、それが公開されなかったのでしょう?
 
エメリー
 なぜって、そんなの当時公開してたら誰も256kbpsの電話なんて買わなかっただろう?
 
デイヴィッド
 ハハハ。確かに。現在のレベルから見てもあまりにも進歩し過ぎてますものね。
 
エメリー
 やつらは金もうけしたくなかったのさ。こういった企業はね。さあ、次行こう。
 
デイヴィッド
 分かりました。
 
エメリー
 我々はこういった企業のためにとても小さなことから始めなければならなかったんだ。やつらがすでに持っていて我々が今もなお持っていないテクノロジーの開発をね。
 
デイヴィッド
 あなたが”スノーデン”という映画をご覧になっているかどうかわかりませんが、伝聞によると、彼はルービックキューブの中にUSBスティックを入れてそういった機密情報を持ち出すことができたんだそうです。
 
 
 

 それで、彼はそれを同僚に投げ渡して彼はゲートを通過したそうです。 
 
エメリー
 なるほど。
 
デイヴィッド
 あなたはだれかがかつてそのミニディスクを基地から持ち出そうとしたことがあるとお考えですか?
 
エメリー
 ああ。
 
デイヴィッド
 どうやってそれが可能なんでしょうか?
 
エメリー
 手が込んでるができるよ。ああ。
 
デイヴィッド
 分かりました。これ以上はお聞きしません。
 
エメリー
 僕はそのディスクを何枚か持ってたよ。
 
デイヴィッド
 あなたがですか?
 
エメリー
 マイクロディスクをね。そうさ。

デイヴィッド
 どうやったら他の人も可能なのでしょうか?
 
エメリー
 その件に関しては言えないなあ。
 
デイヴィッド
 分かりました。オーケーです。
 
エメリー
 ハハハ。
 
デイヴィッド
 ハハハ。
 
エメリー
 でも、僕は苦労の末に何枚かのディスクを持ち出したんだよ。
 
デイヴィッド
 あなたの家が壊れた時、それらのうちの何枚かが持ち出されたんですか?
 
エメリー
 ああ。やつらがそのディスクを持って行った。
 
デイヴィッド
 本当ですか?それで、”持っていた”と言ってるんですね?
 
エメリー
 ああ。
 
デイヴィッド
 もうないということですね?
 
エメリー
 ああ。
 
デイヴィッド
 それは大変お気の毒でしたね。
 
エメリー
 とても不幸な出来事だったよ。とても腹が立ったし気が動転したよ。
 
デイヴィッド
 あなたの家で起こったことをもう少し教えてくださいますか?あなたはそれらのディスクをどこに隠しておいたんですか?どうやってやつらはそれらを見つけ出したんですか?
 
エメリー
 もちろんだとも。僕はニューメキシコに小さな家を所有していたんだ。そこには鋼鉄の門とコンクリートのポストとキーボードがあってね。とてもとても小さな家さ。ただ一時的にそれを所有していただけなんだ。ほんの少しの身の回り品やなんかを置いておくためにね。なぜなら、僕はニューメキシコの南東部で一つのプロジェクトのために働いていて、一年足らず、9か月間そこに暮らしていたんだ。
 僕はね、僕の全ての持ち物を同じ場所に置いてはおかないんだよ。
 
デイヴィッド
 なるほど。
 
エメリー
 コピーを取っておいたものもあった。だが、こいつについてはそうじゃなかったんだ。僕はハードディスク上にある多くの情報はコピーを取っている。
 それで、僕は電話を受けたんだ。僕は君と一緒になるためにまた他のプロジェクトで働くためにロスアンゼルスに引っ越そうとしていてね。
 
デイヴィッド
 ええ。
 
エメリー
 それで通話相手の不動産屋に”僕は引っ越そうと思ってるんだけど”って話したのさ。やつらが推薦してきた不動産屋とね。それで、僕はその時、新しい居住地の賃貸契約を結ぼうとしていたんだ。
 それで僕は基本的にはすべての僕の持ち物をその家の壁の中に隠していたんだ。だから誰もそれらがどこにあるか分からないのさ。コンクリートの中にも他のいろいろな場所にも隠していた。どういうところに隠していたかは話したくはない。なぜなら、僕はまだそういうテクニックを使ってるからね。
 一時はこれで安心だと思っていたんだよ。
 僕はそこにフリーエネルギー装置(訳注:原文ではoverunity device。読者のみなさんになじみやすいと考えこのように訳したが、厳密には、ゼロからエネルギーを生み出す装置という意味ではなく、一定のエネルギーの入力を受けるとそれ以上のエネルギーを出力する装置という意味である。)も隠していたんだ。幸運にも、僕はそれを持ち出してしまっていたんだ。それでそれから一週間のうちに家が物色されて荒らされたってわけさ。一週間後に荒らされた。
 それで電話してきた不動産屋がこう言ったのさ。「どういうことですか?私は窓越しにあなたの家の中を見ましたが中はめちゃくちゃでしたよ。こんな状態の家をお客様にご紹介できますか?」ってね。
 それで僕はこう言ったよ。「僕の家は完璧で染み一つないよ。理解できない。」ってね。それで「家に行って調べてくれ。」って言ったんだ。
 それで彼はそうして裏のガレージのドアが壊されているのを見つけたんだ。それで二重の鍵のかかった家の中へ入るドアが蹴破られていて大きな靴跡がついていた。すべてこのフィルムに撮影してある。
 
 
 
 
デイヴィッド
 今、あなたの撮影したフィルムを写してみましょう。
 
エメリー
 よろしく頼む。
 
[エメリーが動画の中で侵入された家について説明している。]
 
「これがガレージだ。完全に破壊されている。全ての研究機材が持ち出されていた。実験室は完全に破壊されている。」
 
 
 
 
デイヴィッド
 こういうことをした連中があなたが得ていた全てのものを持ち去って箱の上に軍のバッジ、カウンターの上に弾丸を遺していったのはなぜだとお思いですか?
 
 
 
エメリー
 ただ、僕の古い友人の何人かが僕を訪ねてきてさようならって挨拶しただけだと思うよ。ハハハ。
 それで、これは第一にその装置(訳者補足:先ほど言及されていたフリーエネルギー装置のこと)と関係があるのさ。僕はその装置について実験し始めていたんだからね。だんだんと、本当にクレイジーなことになってきている。僕はそう思う。
 それで僕は今、その装置がまさしく作動することを確認したばかりさ。本当にクレイジーだ。
 もちろん、やつらは衛星を使ってすべての”ブツ”を見つけ出したんだ。地下にあろうと壁の中にあろうともね。
 
デイヴィッド
 ええ。
 
エメリー
 それでやつらは壁をカットして開いてハードドライブやすべてのものを持ち去ったのさ。
 
 
 

 8台のコンピューター、12台のラップトップパソコン、40基のハードドライブ、300以上のSDカード。僕の大部分の情報が。僕の30年間の仕事の成果が持ち去られた。
 
デイヴィッド
 パープルチップとは何ですか?
 
エメリー
 弾丸の一種さ。非常に速い速度で飛んでくやつだ。
 
デイヴィッド
 分かりました。
 
エメリー
 それは普通、市中で買えるような弾丸じゃないよ。
 
デイヴィッド
 了解。
 
エメリー
 それは世界中の特殊部隊で使用されている5.7×28mmサイズの徹甲弾さ。
 
デイヴィッド
 このような話を聞いた他の内部情報提供者に何かおっしゃりたいことはありますか?それとも「もし、やつらが自分にこういうことをし始めたら真っ先に隠れて何もしゃべらない。」とでも言わせておきますか?
 
エメリー
 まだそこまで話が行ってなかったな。言わせてくれ。
 本当に正確なのかはわからないが、僕は僕が保有している情報の90%はすでに表に出ていると思っている。
 
デイヴィッド
 なるほど。
 
エメリー
 それで、残りの10%とさっきから言っているあの装置については「ヘイ。もう少し公開したらどうだい?しゃべるべきではないことを君はもうしゃべろうとしているんだろう?」って思ってる。
 
デイヴィッド
 了解です。それでやつらはあなたを脅そうとしていたんですね?
 
エメリー
 そういうことだ。

デイヴィッド
 あなたは誰かが表に出ようとする場合、そうしない場合より安全だと思いますか?もし、すでに少し秘密を話してしまっている場合はどうですか?公に出ている方が安全ですか?
 
エメリー
 ああ。確かなことは公の場にいるべきだということだ。その方がずっと安全だ。みんなこのことを知っている。このことが、僕がこうして君の前にいるの大きな理由でもある。
 
デイヴィッド
 分かりました。それでは時間となりました。エメリー・スミスとデイヴィッド・ウィルコックで”コズミックディスクr-ジャー”をお送りしました。観てくれてありがとう