新人南が早坂のＶ３阻止　全日本プロ選手権自転車競技大会　【青森】

　「第６５回全日本プロ選手権自転車競技大会」が２８日、青森競輪場で行われ、トラック競技７種目で熱戦が展開された。１ｋｍタイムトライアルは新人の南潤が早坂秀悟の３連覇を阻む快挙Ｖを果たした。スプリントは中川誠一郎が２年ぶり５回目の優勝。ケイリンは成田和也が差して快勝し、この３人はＧ１寛仁親王牌（前橋・１０月５～８日）の初日メイン・日競選理事長杯のシード権を獲得した。またチームスプリントは中部地区が制覇。４ｋｍチームパーシュートは南関東地区が連覇。４ｋｍ個人パーシュートも渡辺正光が連続優勝し、エリミネイションは西村光太が悲願Ｖを成し遂げた。エキシビションのガールズは佐藤水菜が逃げ切ってＶ。

■全プロ結果

　▼１キロタイムトライアル（１）南潤（和歌山）１分０３秒９１２（２）早坂秀悟（宮城）１分０３秒９５５（３）大槻寛徳（宮城）１分０４秒４３４

　▼４キロ個人追い抜き（１）渡辺正光（福島）４分４７秒４５２（２）須賀和彦（茨城）４分５０秒８６７（３）成松春樹（佐賀）４分５３秒７３０

　▼スプリント（１）中川誠一郎（熊本）（２）荒井崇博（佐賀）（３）根田空史（千葉）

　▼エリミネイションレース（１）西村光太（三重）（２）小沼良（埼玉）（３）須賀優太（福島）

　▼ケイリン（１）成田和也（福島）上がりタイム１０秒９３６（２）小松崎大地（福島）（３）和田健太郎（千葉）

　▼４キロ団体追い抜き（１）南関東（小原太樹、嶋津拓弥、堀内俊介、佐々木龍）４分２４秒８６３（２）中部（谷口明正、神田龍、広田敦士、皿谷豊）（３）九州（安東宏高、小岩大介、利根正明、池部壮太）

　▼チームスプリント中部（浅井康太、柴崎淳、伊藤裕貴）１分１４秒９１４（２）北日本（坂本貴史、新山響平、佐藤博紀）（３）南関東（郡司浩平、和田真久留、巴直也）

　【女子】▼フレッシュ！もりんカップ（１）佐藤水菜（神奈川）（２）豊岡英子（大阪）（３）柳原真緒（福井）（４）野本怜菜（埼玉）

＝2018/05/29付 西日本スポーツ＝