【ドラニュース】松坂、交流戦で古巣に恩返し2018年5月29日 紙面から
交流戦は、よみがえった「平成の怪物」による恩返しの舞台だ。14年目を迎える日本生命セ・パ交流戦が、29日に開幕する。中日・松坂大輔投手(37)は、30日のオリックス戦(ナゴヤドーム)に先発予定。過去17勝7敗と相性のいい相手で弾みをつけた後は8日からのソフトバンク3連戦(ナゴヤドーム)、15日からの西武3連戦(メットライフ)での古巣への登板が内定した。 12年ぶりの交流戦は“恩返し投”の舞台だ。ここまで5試合に登板して2勝3敗、防御率3・08。完全復活へ順調に歩みを進める松坂が、かつての主戦場としたパ・リーグの猛者たちに挑む。 「特に意識はしてないです」。燃える闘志をグッと胸にしまうように泰然自若を強調。最初の相手は、30日に先発予定のオリックスだ。8年間で36試合に登板。17勝7敗、防御率3・64と好相性だが「もう何年も対戦していないので映像を見てイメージを作っていく」と過去の数字にはとらわれない。 そんな松坂が対戦を心待ちにしているのが、小谷野だった。小学時代は江戸川南リトル、中学時代も江戸川南シニアでチームメート。2月の沖縄キャンプのときにはともに食事をするなどいまだに交流がある。「(小谷野との対戦は)楽しみな対戦のひとつです」と胸を躍らせた。
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