コロンビア大統領選、決選投票へ ゲリラとの和平合意が争点

2018.05.28 Mon posted at 16:16 JST

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(CNN) 南米コロンビアの大統領選挙は27日に投開票が行われ、過半数を獲得した候補者が出なかったため決選投票にもつれ込む形となった。

開票率99.9%の時点で保守派のイバン・ドゥケ氏が39%の得票率で首位。左派のグスタボ・ペトロ氏が25%でこれに続いている。

今回の選挙は、任期満了となったサントス大統領が左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)との間で結んだ和平合意の是非が大きな争点となった。長年にわたり政府に武力闘争を仕掛けてきたFARCは和平合意に基づく武装解除に応じ、今後は思想上の目的を政党活動によって追求するとの考えを示していた。

決選投票に臨む2候補のうち、ペトロ氏は合意を支持。FARCに対して厳しい立場をとるドゥケ氏は、FARCへの処罰が必要だとして合意に公然と反対している。

決選投票は来月17日に実施される。和平合意以外では失業率や医療、汚職問題などが争点となる見通しだ。

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