Googleのスマートスピーカの出荷台数がついに「Amazon Echo」に追いついた。
「Google Home」はEchoから約2年遅れて登場し、性能や顧客の認知度、販売台数で大幅にリードされていた。しかし、Google Homeは性能面で次第に差を縮め、Google HomeとEchoはどちらが優れているのかという議論が多くのオフィスで交わされるまでになった。そして2018年第1四半期、ついにGoogleがAmazonを超えた。
「Google Home」や「Google Home Mini」などGoogleのスマートスピーカ製品は、2018年第1四半期の世界出荷台数で首位となり、初めてAmazonのEcho製品を抜いた。出荷台数はGoogleが320万台、Amazonは250万台だった。
米国市場が全体に占めるシェアは50%以下となった。GoogleやAmazonが米国以外の市場への拡大を強化したことや、中国や韓国などの市場が勢いを増したことがその一因とみられる。
これらの結果は、調査企業Canalysの新たなレポートによるものだ。
Canalysは、「小売業者などは、AmazonよりもGoogleのスピーカを優先する傾向にある。Amazonは直接の競争相手であり、微妙な関係にあるためだ。それでもAmazonは懸命に巻き返そうとしている。また、スマートホームとの連携機能や『Alexa Skills』の数が多いことから、どの競合にとっても対抗するのが難しい相手となるだろう」と述べている。
Appleの「HomePod」については書かれていないが、17.3%を占める「その他」にまとめられている可能性がある。上位4位に入らない「その他」は、前年同期の1.1%から大きく飛躍している。
米CNETはGoogleとAmazonにコメントを求めたが、両社は回答を控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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