男の性行動を分析する

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私がドライオーガズムに至るまでの軌跡

私自身、無射精でオーガズムを感じられるようになってからまだ1ヶ月位ですが、いまだに、なぜドライオーガズムが出来るようになったのかは、分かりません。私が行っている会陰部オーガズムは、アナルを使わず、亀頭オナニーと会陰部刺激を組み合わせるだけですので、普通のオナニーの延長で出来ます。慣れてきて、会陰部刺激なしで、亀頭部だけでイケるようになると、女とのセックス中にドライオーガズムでイクことすら可能になります(これは、アナルを使った場合と異なる、最大の醍醐味でしょう)

 

ドライオーガズムに興味がある男性は多いのではないかと思います。実際、ドライオーガズムは素晴らしい感覚です。ぜひ全ての男性に一度は体験してもらいたいと思います。そのような方に少しでも有用な情報となるように、これまでに行ったことをまとめておこうと思います。最後に、私が会陰部の刺激でドライオーガズムに達する際に行っている具体的な方法を記載しておくことにします(補足:現在は、イクのが簡単な亀頭オーガズムを行うことがほとんどです。)

私がドライオーガズムの存在を知ったのは、20代後半でした。私は、女のように快感を感じることができない自分に劣等感を抱き、男性の快感を高める方法をいろいろ探しました。まず射精の快感を高めるアプローチでした。オナ禁で精液を溜めて射精しましたが、あまりに精液が溜まっていたためか、快感を通り越して、漏れ出しただけでした。

 

次に試したのが、骨盤底筋の力で射精を食い止めるという方法でした。しかし、この方法はタイミングが難しく、ことごとく失敗でした。射精という肉体反応を引き起こしていながら、「精液の排出」と「快感」を切り分けるというアプローチそのものが間違っていると思います。最後に試したのが、ドライオーガズムでした。しかしアナルにものを入れるのは、精神的に受け入れがたく、頑張ってエネマグラをトライしたものの、何の感覚も得られませんでした。そして射精したあとの処理は、あまりにも惨めでしたので、すぐに廃棄しました。結局結婚するまで、ドライオーガズムの経験はありません。

私は、結婚して子供もいます。結婚後もドライオーガズムへ興味があり、ドライオーガズムが認知されるにつれて、そのような風俗店も増えました。一度そのような世界を体験したい気持ちは大きかったですが、家族をもつ男にとって、高額な風俗に出入りし、自宅でアナルを開発するのは現実的でなく諦めました。

 

そんな私が、ある日突然、無射精で絶頂に達しました。いつも通り、オナニーをしているときだったと思います。私が達したドライオーガズムは、会陰部オーガズムに分類されるかと思います(ネットに多数記載があるため、ここでは略します)。この方法は、アナルでオーガズムに達することができる上級者向けの技術のようでしたので、まさか素人の自分が出来るとは思ってもいませんでした。実際、会陰部刺激そのものは触っている感覚だけで、快感は伴わないと思います。亀頭オナニーと会陰部刺激を組み合わせたところ、偶然、ドライオーガズムが起こるようになった、というのが一番正しい表現だと思います。

 

具体的な方法は、まず仰向けになります(一般的には横向きが推奨されており、横向きでも可能です。慣れてくると座ったり、立っても可能です)。そして、片手で亀頭オナニーを行います。もう片方の手の指で会陰部に圧を加えます。強弱は適当で、ピンポイントにここ、という場所はありません。あえて言えば、乳首をぎゅっと掴んだ時に、腰のなかに快感を感じる場所です。おそらく初めての日は、亀頭オナニーをしながら会陰部を押してみた所、射精時に感じるような気持ち良い感じを発見したような記憶があります。

 

それでは、具体的な方法に移ります。まず、亀頭オナニーで、気持ち良い状態はすぐに達成できると思います。オーガズムに至るまで、2つのステップがあります。

 

STEP1:亀頭オナニーと会陰部刺激を続けることで、気持ちよい状態から一段階レベルが高い「とても気持ち良い状態」を作り出します。慣れればすぐ分かりますが、最初は、この状態か判断するのが難しいかもしれません。射精時に腰の中に「なんとも言えない気持ち良い感じ」が広がるのは分かるでしょうか? この射精レベルの気持ちよさがずっと続きます。もし何か想像すれば、女に射精している自分をずっと想像できるでしょう。

 

重要なことは、「とても気持ち良い状態」には、いくつかの肉体的反応が伴います。まず(1)体がなぜかポカポカする。汗がじっとり出てくる。(2)呼吸があえぐ状態になる。(3)骨盤底筋がときどき自発的にひきしまる。これらのサインがあれば、「とても気持ち良い状態」になっていると思います。女が喘いでいる状態と同じだと思います(つまり女は喘いでいる時に、射精レベルの快感が、腰に来ているということです)。

 

STEP2:慣れてくると「とても気持ち良い状態」は簡単に作れるようになります。そこから「絶頂」に至るのが、次のステップです。頭の中は「早くイキたい、イキたい」と思っていると思いますが、なかなかイケません。女がイクのが大変であることが、身にしみて分かります。とにかく、亀頭部を刺激します。裏筋、尿道口、亀頭部全体をどこでも刺激します。亀頭オナニーの方法は、他のウェブサイトも参考にして下さい(慣れてくると、亀頭部のピストン運動は、絶頂に高める際に有効です。但し、射精感がこみ上げる場合は、避けたほうが無難です)。

 

女のオナニー動画を見ると、クリトリス・オーガズムに達する直前は、女は激しく性器を刺激します。同じ位激しく刺激します。どんどん快感が高まって、どこかで絶頂に達します。

 

この間も、継続的に会陰部を軽く指圧します。この運動の意味は、会陰部の筋肉の緊張状態を作ることです。射精では、ペニスの根本の筋肉が緊張して、その緊張が最高レベルに達して収縮し、痙攣する過程で、精液が放出されます。一方で、ドライオーガズムが起こる際の会陰部の筋緊張は、女の膣口が締まると同じ部分です。骨盤底筋を緊張を誘導します。射精とは全く別の部分の筋緊張を作っていることが意識できると、絶頂はすぐです。この部分が強く収縮し、痙攣して解放した場合のオーガズムが、ドライオーガズムであり、女のオーガズムではないかと思います。この筋緊張を意識できるようになると、もはや会陰部の指圧は必要なくなります。

 

どの筋肉か分からない場合は、乳首をぎゅっと摘んでみて下さい。刺激に連動して、会陰部の筋肉の一部が、ぎゅっと締まるのが分かるでしょうか? その筋肉です。

 

絶頂に達する直前は、会陰部がぎゅーと張ってきて(女で言うところの、膣のバルーン現象)、それに続いて、体全体の筋緊張が急に高まります。そして絶頂が来ます。

 

オーガズムに達してから最後のSTEP3があります。会陰部オーガズムでは、この状態に留まるが出来ます。亀頭オーガズムでは、この状態に留まることができません。

 

STEP3:絶頂に達したら、激しい快感の波が、腰の中で何度も押し寄せてくると思います。この間、腰を中心に、体全体がずっと収縮しています。頭の中は、その感覚以外何も考えられません。あとはその感覚に意識を集中して、(1)会陰部の圧、(2)骨盤底筋の緊張、(3)呼吸により、快感の波を受け流します。そして絶頂に留まります。波をやり過ごすほど、さらに強烈な波が押し寄せてきます。どこかの時点で耐えられずに、快感の波に身を任せます。私の場合は、だいたい2~3回目の波までしか耐えられません。この平衡が崩れるのが、5-10秒位でしょうか。最後の波にさらわれた瞬間に、快感が爆発し、体が最高レベルに収縮します

 

STEP4:あとは体を任せるだけです。快感は、腰から脳天まで突き抜けていきます。体が収縮している間、ずっと、快感は腰から頭へと、体を突き抜けています。その時間は5-10秒位でしょうか。息もせずに快感に浸っています。意識は遠のいて、頭の中は真っ白になっています。その収縮が、「フッ」と解けます。すると、腰から下腿が痙攣します。快感が放出されていきます。幸福感につつまれたリラックス状態が訪れます。虚無感や賢者タイムはありません。

 

特に難しいのが、絶頂に達する、STEP2だと思います。うまく亀頭部が刺激できていれば、射精しないはずです。もし射精感がこみ上げてくるようなら、刺激方法が誤っていると思って下さい(普通に射精してよいと思います)。亀頭オナニーは気持ち良いと思いますが、骨盤底筋の緊張につなげなければ、絶頂には至りません。筋肉の緊張は意識して作り出せないので、会陰部を軽く刺激することで、前立腺に意識を集中する、という精神状態を維持することが重要です。

 

多くの女は、セックスで「喘ぐ状態」になるだけで、絶頂に達しないことも多いと思います。それでも女が満足できるのは、射精レベルの「腰の気持ちよさ」がずっと続いているからだと思います。イケない時は、私も、STEP1だけで満足できます。(ただ、頭が真っ白になる絶頂感は圧倒的です。その感覚を知った妻は、セックスでは100%、その感覚を得たいと言います)。女がイキにくいことが分かれば、それだけでも収穫だと思います。セックスで女に優しくなれます。女側のセックスレスを防ぐためには、ぜひパートナーにその感覚を与えてあげて下さい。

 

なお、亀頭オナニーにより「ペニスを刺激して、ずっと射精している位気持ち良いのに、射精感はまったくこみ上げてこない」状態に慣れれば、射精コントールが可能になります。意識を前立腺に置くことです。同じ意識状態にすれば、勃起したペニスをいくらこすっても、射精感はこみあげてきません。裏筋の摩擦刺激も全てスルーできます。この状態は、セックスで極めて有効です。別の記事「強烈な快感が体を突き抜ける絶頂感」を射精で感じる方法、を参照下さい。女に手伝ってもらえれば、素晴らしい射精感が味わえます


補足:射精コントロールが完璧になり、亀頭部の刺激をドライオーガズムに必要な筋緊張につなげられるようになると、会陰部の刺激が不要になります。すると、亀頭部だけでドライオーガズムに達することができるようになります(亀頭オーガズム:記事参照)。会陰部オーガズムよりも簡単にイケるので、現在は、亀頭オーガズムだけ行うようになりました。

 

 

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