近頃自転車の記事ばかり書いてましたが、わたくしの本業は「ガジェットブロガー」です。
本人もすっかり忘れてましたが
しかしなんていうか、タイミングってのは不思議と重なるものでございまして。
昨日にBluetoothスピーカーのレビュー依頼記事を書いたばかりだと言うのに、ほぼ同じタイミングで別のレビュー依頼が。
おかげで作業机の上はレビュー品が積み重なっちゃってもう・・・どうしてくれんのw
と、まぁそんな感じで今回は「DBPOWER ミニ プロジェクター」をレビューしてまいります。
以前にアクションカメラの記事でもモニター商品を提供していただいたのですが「適度なスペックでお手頃価格・・だけどツボはおさえてる」印象のあるメーカーさんなので、今回も期待できそうです♪
箱&同梱品
開封の儀とかは誰得?なので省きますが、せめて箱くらいは紹介させてください(笑)
モノトーンでセンスの良い箱に英語の表記なので、いわゆる「中華クサさ」は一切ございません。
なんだかんだ言って、箱を開ける前から安物クサさが漂ってたりするとモチベーションにも影響してきますからね!!
パッケージ内容は以下のとおり
- 本体
- 取扱説明書(日本語)
- AVケーブル(オス側は三極、メス側は赤白黄)
- HDMIケーブル
- 電源ケーブル
- リモコン(写真撮り忘れました)
- 謎のネジ(あとで説明しますw)
付属品も一般的な用途であれば不足ない状態で同梱されています。
アナログVGAの入力端子もありますが、VGAケーブルは付属しませんので、VGAでつなぎたい時は別途用意してください。
(今どきはまずHDMIで事足りるとは思いますが)
スペック&メーカーによる紹介画像
名称 | ー |
---|---|
明るさ | 1500ルーメン |
コントラスト比 | 1000:1 |
技術タイプ | LED+LCD |
フォーカスモード | マニュアルフォーカス |
OSD言語 | 日本語対応 |
解像度 | 800*480で、1080PフルHDにも対応 |
画面 | 4:3/16:9 |
入力端子 | USB、AV端子、VGA 、HDMI |
投影の大きさは「プロジェクターからスクリーンまでの距離」で調整。32インチ(距離2m)から176インチ(距離5m)まで可能。
iPhone、Androidなどのスマホは「USBで繋ぐだけ」でミラーリング可能。
一般的に想定される接続はほぼ対応。
PC、スマホ、ゲーム機、各種AV機器、USBメモリーやSDカードなど、なんでも接続可能。
外観チェック
一万円以下という低価格機ですから、電動とかそっち系のコストがかかる部分は徹底的に省略。
ということなので、フォーカスは「手動」です。
これは別に「視聴中にいじる」わけではないので、マニュアルフォーカスでも全然問題ないやつです。
フォーカスの隣のダイヤルは「台形補正」。
設置場所の関係で「ちょっと上からとか下からとか」みたいな設置だと、投影画面が台形に歪んでしまうんですね。
そういう場合の補正機能のダイヤルです。
補正範囲は±15度なので、45度とか急角度の投影は補正できませんのでご注意を。
全面はいたってシンプル。
投影用レンズとリモコン受光部とDBPOWERのロゴのみです。
普段使いは「リモコンで操作可能」ですが、もちろん本体のボタンでも操作可能。
メニューボタン(M)と入力切替(S)ボタン以外は、電源ボタンやカーソルキーなので操作に迷うことはないはず。
背面はVGA入力とリモコン受光部。
なので、「VGA入力で天井へ投影」なんて用途の場合は、コードが邪魔で使いにくいですね。
と言っても、いまどきVGA出力で見ようと言う人もそこまで多くないと思いますのでまぁ問題にはならないかと?
シンプルだった背面に比べて、左サイドは入出力のてんこ盛り。
昔ながらの赤白黄コードもHDMIも。
USBメモリやSDカードに入った動画も再生可能(映像フォーマットはMP4,RMVB,AVI,RM,MKVなど)
そして先程の同梱品にあった謎のネジ
こんな風に差し込みます。
安定した机の上などに設置した場合の、角度調整用のネジだったんですね(笑)
かなり原始的な調整方法ではありますが、用途的に全然問題ないのでコストダウン面では良い選択なのかもしれません。
そしてこのネジ穴。実は「カメラの三脚」と同じ仕様のネジなんですね。
そんなわけなんで、普通に「三脚用のクイックシュー」が取り付けできます。
適当な設置場所がない場合は、三脚を使用すれば角度や高さも自由自在なので、同時購入しておくと色々捗るかも。
「視聴中にはいじらない」ので、この手のクソ安い三脚で十分です。
スクリーンは自作です
ということで実際に使用してみようと思ったわけですが。
その前に大事な注意点。
本体には一切の表示部(液晶など)がありませんので、基本的に設定や入力切替などはプロジェクターの投影画面で行うことになります。
ですから必ず「投影できる場所」を用意してから使用してくださいませ。
といっても、ちょっとした壁の隙間があれば投影できますんで、そこまで気合いれなくてもいいんですが。
って事で我が家の場合、最初はニトリのロールカーテンを買おうと思ってたんです。
世間でも「ニトリのロールカーテンはプロジェクターに最強」ってのが定説と化してますんで。
でもほら!せっかくの「激安プロジェクター」なので、スクリーンも安くイッたほうがネタ的にw
って事で奥様にお願いして自作してもらいました。
材料は以下。
- 100均の突っ張り棒:2本
- 白いシーツ:一枚
- なんか「鴨居を挟むフック的」なヤツ
シーツを半分に折って上の部分に突っ張り棒を通してフックに引っ掛けます。
シーツにシワがあると映像が乱れるのでアイロンかけときましょうね〜♪
下の方は適当に縫い合わせてもらって、もう一本の突っ張り棒を差し込みます。
「シワが寄らないための重り」ですから、適度に何箇所か縫い合わせて貰えばOK!
そんな感じで完成したのがこちら。
横幅が150cm強なので、おおむね「70インチ強」 といったところ。
我が家の液晶テレビが26インチなので約3倍くらいということになります。
実際に映してみます!!
ということでスクリーンも用意できたので使ってみます。
待ちきれなかったので「まだ薄明かり」な18時頃から使用してみたのですが、意外にいい感じに映ります。
3m弱の距離からの投影ですが、文字も潰れず普通に読めます。
ちなみにこの画面は「入力切り替え」画面。
リモコンまたは本体の操作ボタンで、様々な入力機器の切り替えが可能です。
まだ外が明るいので「サイドからの光」が当たってしまうとスクリーンのシワが目立ってしまいますが、真っ暗な部屋であれば問題なく使用できます。
色々な機器が接続できますが、なんだかんだ言って「ChromeCast」をHDMI端子に挿しておくのが一番汎用性が高い気がします。
PCからでもスマホからでも1タップでキャストできますんで♪
ということでハヤる気持ちをおさえつつ、真っ暗になる20時過ぎまで我慢。
YouTubeで映画の予告編とかを視聴してみましたが字幕も鮮明で、まったく問題ナッシング。
アニメなども非常に良い発色でございますなぁ(惚れ惚れ
70インチとは言え、至近距離で見てるので「映画館っぽさ」がヤヴァイ!!
没入感やっべぇwwww
まとめ
ぶっっちゃけてしまうと
「一万円程度のプロジェクターとか画面とかボケまくりで使い物にならないんでしょ?」
くらいの事思ってたんですよ。
でもいざ使ってみたら前述の通り「一万円でホームシアター」が普通に実現可能。
「スクリーンから30cmくらいまで近づいたらドット感がわかる」とか「プロジェクターのスピーカー音質がいまいち」とかは、まぁ・・・アラ探しすればそれなりに欠点もありますが「1万円弱でホームシアター」が実現できるのは紛れもない事実。
っていうか「音質面」に関しては「ポータブルスピーカー」を有線接続してすでに改善済みって話もw
って事で・・・・映画熱が上がって来たのでAmazonプライム・ビデオに加入して映画を見まくろうと思います(いまさらw)