第8週「助けたい!」第46回5月24日(木)放送より。
脚本:北川悦吏子 演出:橋爪紳一朗
46話はこんな話
新連載を断った秋風(豊川悦司)を訝しむ菱本(井川遥)。秋風は5年前に癌の手術を受けており、もしや再発したのではないかと不安になる。
そんなとき、秋風が「旅に出る」と置き手紙を残して消えてしまった。
ムービングサースディ
「ムービングサースディ」木曜になると事が動くと「あさイチ」で華丸が朝ドラ受け。
というようにほんとうに事が動いた。秋風の健康問題と鈴愛(永野芽郁)と正人(中村倫也)の関係問題の2本も。
まずは、秋風の健康問題。
せっかく菱本(井川遥)が取り付けた講談館出版の新連載を断ったのは、「人を育てる時間が足りない」からと言う理由で。
「まるで自分にしか興味がなかった先生が」「もしかして再発されたんですか?」と菱本が心配し、
「5分でいいから私より長く生きてくださいね」と懇願する。
最近、もっぱら、元祖・朝ドラよりも朝ドラぽいと言われるテレ朝の昼の帯ドラマ「越路吹雪物語」(脚本は、北川悦吏子がにっかつで共に仕事をしていた龍居由佳里)でコーちゃん(大地真央)が倒れた時子(市毛良枝)に言ったのは「1日だけ・・・ううん、1時間でいいから私より長く生きて」。
菱本は「5分」。どちらにしても大切な人がいない世界に生きていたくないという痛切な心情が現れている。
なお、さらに遡ると「めぞん一刻」(80〜87年)に一日でいいから私より長生きしてというような台詞があるとSNSで話題になっていた。めぞん→越路吹雪物語→半分、青いと継承されてゆくー。
そのあと主題歌が入り、場面は喫茶おもかげへ。ここではマスター・シロウ(東根作寿英)が、
「ひとりぼっちさみしいなあなんて。誰かと働きたいかなあなんて。だから気の向いたときって書いてあるわけ」と言う。
46話では、ひとりは寂しい、誰かがいてくれることのありがたさが描かれる。
鈴愛は、岐阜の菜生(奈緒)に電話をする。相手の電話番号を暗記していることがその関係性の強さを物語る。
2018年現在、ケータイ、メール、SNSで簡単に人とつながることができるけれど、相手の電話番号もメアドもアカウントも諳んじていることはなかなかなくデータが消えたらパニックだ。
それにしても、なぜ鈴愛はおもかげで電話するのか。…
秘書さんは、秋風さんのことが好きなんですね。旅先が、鈴愛の実家なんて…突然行ったのに歓迎されてる秋風さん は、いつもと違って素直で人懐っこくて微笑ましい。今回は、五平餅を食べられて良かったですね。
いやもう!私も今週、しみじみ思ってました、トヨエツ様の力! 大好きって訳ではないのでし、うまいと思ったこともないのですが、 魅かれる、のです。
> 漫画家編がはじまるときに、次の100円ショップ編の発表 レビューを読んでいる人がみんなこの情報を知っているわけではない(私は知らなかった)ので、先の展開のネタバレ的なことは書かないでほしいです。
おもかげで電話した理由ですが、寮の電話はテレカが使えず(?)、おもかげのは使えると思ったとかじゃないですかね。あのころなら電話ボックスも多かったと思うけど、電話ボックスだと落ち着いて話できないし。
豊川悦司さんの演技、主人公の演技、ともに素晴らしいと思います。しかし、脚本が面白い、これが一番。「純と愛」という悲しい失敗を考えるにつけ、脚本が一番重要だと思う朝ドラです。