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回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~ 作者:月夜 涙(るい)

第七章:回復術士は断ち切る

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第七話:回復術士は思わぬ宝を手に入れる

 最近、魔王城を歩いていると異様に魔族たちから怯えられる。

 ……仕方ないか、あれだけ粛清したり、脅しをかけたのだから。

 おかげで、イヴに害をなそうというものは見える範囲では消えて平和になった。


 便利な手下たちの数も増やして、根もしっかり張って情報があがってこないのならひとまずは安心と言えるだろう。


 そういえば、この前面白いイベントがあった。

 どうやら、俺が魔王直属騎士となり過剰な権力を持っているのが気に入らないらしく、魔王直属騎士にはもっと相応しいものがいると騒ぎだした。

 そして魔王直属騎士候補を各種族が選出し、新たに魔王直属騎士を決めるという結論が出た。

 もっとも強いものが魔王直属騎士に相応しいということらしい。

 ルールは単純。候補者全員がコロシアムに集まり、殺し合いをして最後の一人が魔王直属騎士。

 俺以外の候補者が、開始と同時に全員で向かってきたのは笑ってしまった。……想像通り過ぎて。

 速やかに、全員始末して力を見せつけた。

 もはや、俺が魔王直属騎士であることに文句をいう連中は一人もいない。

 そんなことがあったのも恐れられている理由だろう。


「ケアルガ様、寂しそう」

「人に怯えられるのはいい気はしない。別に、俺だってやりたくて殺しているわけではないし、相手が悪人じゃなければ理不尽な真似はしないのにな」


 勘違いされがちなのだが、俺は血を見るのが好きなわけでも、他人を痛めつけて喜ぶ変態でもない。

 ただ、必要だからやるだけだ。


「ん。ケアルガ様は優しい、セツナはちゃんとわかってる」


 いい子だ。

 頭を撫でてあげよう。

【翡翠眼】でセツナのレベルを見る。


「セツナ、見違えるほどレベルがあがったな。もう、そこらの勇者なら、一人で勝てるだろう」

「ん。がんばった。セツナはケアルガ様の力になれるぐらいに強くならないとダメだから」


 魔王城周辺の魔物はひたすらレベルが高い。

 レベルが高いということは経験値も高い。

 それを、フレアとクレハ、たまに俺という三人の勇者の経験値ボーナスで八倍の経験値を得ているのだから、この成長は当然だ。


 毎朝注ぐことでのレベル上限の解放によりレベル上限に余裕があるし、現状のレベルはもはや七十近い。

 たしか、一周目で魔王に挑んだときのレベルが七十ちょっと。素質値の高さまで考えたら、セツナは一周目の勇者パーティより強い。

 ……いや、それは言いすぎか。【神造武具】という圧倒的なアドバンテージが三勇者にはある。


「そろそろジオラル王国に戻るか。こっちでできることもなくなってきたしな」


 もともと、イヴの安全を確保するためという理由の他に、魔族と人間の和平を進めるためにやってきたのだが、ジオラル王国がグランツリード帝国から戦争を仕掛けられそうになっている。

 和平はもうしばらく後だ。

 人間同士ですら争っている中、魔族との和平なんて冗談にもならない。

 その言葉にフレイアが強く頷いた。


「はい! それがいいと思います。ジオラル王国に戻りたいと思っていました」


 彼女が嬉しそうにしているのは、化粧品やら、お菓子やら、そういうものがここでは手に入りにくいからだろう。

 ブラニッカまでいけば、なんとか手に入ることができるが、ここからじゃ注文してから届くまで時間がかかりすぎるし、品ぞろえも良くない。


 和平が実現すれば商売を始めるのもいいかもしれない。

 魔族側には、化粧品や白砂糖を売りつけ、人間側には香辛料や宝石を売りつける。

 先行者は必ず、莫大な富を手に入れることができるだろう。


「フレイア、クレハにも明日ここを出るかもしれないと伝えておいてくれ。……ここでもっとゆっくりしたいが、やるべきことをやらないとな」


【砲】の勇者ブレット。奴への復讐を忘れていない。

 それに胸騒ぎもしていた。これ以上、奴を放っておけば、取り返しのつかないことが起こってすべてを失うと。

 だから、まずはジオラル王国に戻り、エレンと相談してから、グランツリード帝国に向かうか、待ち受けるかを決めよう。


 ◇


 イヴの執務が終わってから、彼女の部屋で魔王城を明日には出発することを話す。

 魔族と人間の和平をするために、まず人間同士の戦争を未然に防ぐ、あるいは起こってしまった場合は即座に終わらせると告げた。


「ケアルガって、ほんと忙しいよね」

「まあな、俺と俺の女が楽しめる世界を作るのは骨が折れる」


 こんなことをしているのは正義感なんかじゃない。

 ただ、俺と俺の女が幸せに過ごせて、楽しい世界が欲しいだけだ。


 楽をしようと思えばできる。どっかの片田舎にひっこんで正体を隠し、適当に金を稼いで、うまいものを喰って、セックスしまくる日々を送るのだ。

回復ヒール】があれば、金稼ぎは楽だし、病も怪我も老いすら気にせずに、面白おかしく酒池肉林の日々が過ごせるだろう。

 そんな生活でも俺はいいが、そんな生き方ができない女を気にいってしまった。


 彼女たちのそういうところを含めて気に入ってしまった以上、俺の女たちを【回復ヒール】で説得せんのうなんて真似はしたくない。


「意外に面倒見いいし、気を使ってくれるよね」

「まあな。好きになったら一途なんだよ」


 そういう性格だ。

 基本的に俺は、俺が気に入ったもの以外は全部無価値だと思っている。その代わり、気に入ったら大事に扱う。

 イヴが俺の下で甘い声を漏らす。


「絶対、また帰ってきてね。待ってるから」

「ああ、帰ってくる。イヴの体が忘れられない」


 愛を囁く。

 さあ、別れは済んだ。あとは出発するだけだ。


 ◇


 イヴが眠りについた後、部屋に戻る。

 するとベッドの上で、子ギツネが待っていた。

 今までは、俺が戻ろうと戻らなかろうが、ベッドを占領して、わが物顔で丸まって寝ていたのに、最近では毎日俺の帰りを待ってくれている。


「ご主人様、遅いの! 今日のマッサージ、まだなの!」


 グレンが何も言わなくても少女の姿になり服を脱ぐ。

 そして、期待を込めた目で俺を見ていた。

 あの風呂の一件いらい、なんどもマッサージしてやっているうちに、完全に癖になっている。


 今では、お返しもしてくれるようになっていた。

 お返しというのは、グレンを気持ちよくする代わりに、俺も気持ちよくしてくれるというもの。

 いろいろと、マッサージのやり方を教えてやっている。


「ああ、今日もマッサージをしてやる。こっちにこい」

「ご主人様のマッサージは気持ちいいの」


 そうやってマッサージをしながら、体のほぐれ具合を確かめてみるが、そろそろ頃合いだ。

 小さいだけ、あっていろいろと無理があったので先に進む時期を見計らっていた。

 無理にしても痛いだけで、そんなことがあれば、この子ギツネはあっという間に拗ねて、マッサージの先どころか、マッサージもさせてくれなくなる。それは面白くない。

 だが、これだけ柔らかくなれば大丈夫だろう。


「なあ、グレン。体の内側マッサージだけど、指よりも長くて太くて熱いので、もっと奥までマッサージすれば今までより気持ちよくなると思わないか?」


 口に出して、あまりにもアレな発言で笑いそうになる。


「いい考えなの! ご主人様、かしこいの!」


 本当に、グレンはあほ可愛い。

 ここまで、あれだと罪悪感がわくかと思ったが逆に楽しい。

 さて、本人の了承もとったことだし、今日からもっと気持ちいマッサージをしてあげよう。


 ◇


 翌朝、いつも通りにセツナが朝の奉仕にきたが、どこか様子が変だ。

 俺の横で寝ているグレンを目を見開いて見ている。

 最近はキツネ耳少女姿のまま寝ることも多いので今更驚くこともないはずだが。


「……ケアルガ様、それ何?」

「グレンが寝ているだけだろ」

「見てみて」


 言われてグレンのほうを見る。

 すると、お腹が妙に膨らんでいた。太ったわけではなく、そのそういう膨らみ方だ。

 おかしい。昨日のマッサージのせいか。だが、一日で?


「まあ、神獣だから、そういうこともあるんだろう」


 グレンは、我関せずといった感じで、気持ちよさそうな寝顔を見せてくれている。

 しばらく、ぼうっと見ているとお腹がへっこんだ。

 変わりに足元のふとんが盛り上がる。

 表情は変わらない、相変わらず、にへらとした顔だ。よだれが垂れている。

 俺もよく知らないが、こういうのってとんでもない激痛があるようなものじゃないのか?


「ケアルガ様、もしかして生まれたの?」

「どうだろ?」


 グレンが寝苦しそうにしていた。

 そして、尻尾を振る。

 どうやら、足元にある何かが邪魔で寝辛かったようだ。

 尻尾に弾き飛ばされたそれがベッドから落ちて転がる。

 もし、子供ならひどい虐待だ。邪魔者がいなくなって、グレンの顔がまた気持ちよさそうなものに戻る。

 地面に落ちたものを凝視する。


「卵か?」


 鶏よりも二回り大きな卵のように見えるが、妙にメタリックで光沢を放っている。

 キツネから卵が産まれるのは驚きではあるが、神獣ならなんでもありだし、そもそもグレン自体が卵から産まれた。


「これ、育てたらグレンみたいなのが生まれる?」

「ちょっと見てみよう」


 この世全てのものを見通す【翡翠眼】なら、何かがわかるかもしれない。


【神の涙】

 神の遺産である、神獣と勇者の力が結び合ってできたもの。

 世界最高の金属であるオリハルコンすら超える金属であり、【神造武具】の材料となる


「どうやら、卵じゃなくて鉱石の類のようだ」


 これは卵ではなく魔法金属の塊なのは見た目からして納得だが、そもそも、俺たちの【神造武具】はこんな出来方をしていたのか?


「これ、すごい力を感じる。ケアルガ様、これで武器を作って!」

「これから産まれた金属だぞ?」


 グレンを指さす。


「出来かたは関係ない。優秀な武器ならそれでいい。氷の爪だと固い敵、倒しにくい」


 それはそうだが……。まあ、いいか。俺の錬金魔術でなんとかなるだろう。

 神獣、不思議生物とは思っていたが、まさかここまでわけのわからないことが起こるとは。

 今度からグレンをマッサージするときは気をつけよう。


 いや、気をつけなくてもいいか、別に害があるわけじゃないし、【神の涙】以外に何か生まれる可能性もある。

 もっと試したくなってきた。

 ……地味にひどいことを考えているのかもしれない。

 ただ、何事もなかったかのようにすやすや眠っているグレンを見ると、罪悪感も消えていた。

 あれだ、グレンはそういう生き物だ。

 少し生意気だが、可愛くて、気持ち良くて、アイテムまでくれる。この【神の涙】の礼に今日の飯はグレンの好きな柔らかい肉を用意してやろう。


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