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ガルシアが6勝 オレには鬼門…関係ない

2018年5月27日 紙面から

広島-中日 4回裏2死満塁、ガルシアが菊池を空振り三振に仕留め雄たけびを上げる=マツダスタジアムで(小沢徹撮影)

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 ついに竜が鬼門を突破した。今季4戦4敗だったマツダスタジアムで26日、中日は7-6、1点差ながらも広島に辛勝。今季初勝利をあげた。先発、オネルキ・ガルシア投手(28)が来日最多の123球を投げ6イニングを3失点でチームトップの6勝目。試合の主導権を握り続けたのが大きく、打者陣も先制、中押し、ダメ押しと効果的に加点した。27日は交流戦前最後の試合。弾みをつけてパ・リーグとの戦いに臨みたい。

 最後は背筋がひんやり。でも、ようやく「マツダの壁」を破った。先発のガルシアが6イニング3失点と踏ん張れば、野手では大野奨が小技あり、適時打ありの2打点。肩でも盗塁を2度刺し、勝利に貢献した。「鬼門」を知らぬ新戦力に引っ張られた竜が、今季5試合目のマツダで初めてコイ倒に成功だ。

 9回は3点のリードが1点に縮まる同点危機を乗り切り、田島が何とか試合を収めた。疲労の色を残しながら、森監督が言葉を吐き出す。「面白いゲームだな」。それでも、昨季までの2シーズンで4勝20敗、今季も4戦全敗だった敵地での白星を手に入れた。

 何も知らなければ、苦手意識はない。チーム最多6勝のガルシアが涼しい顔で振り返る。「マツダ? そういうのは気にしない。この前(完封した12日)の東京ドームのような雰囲気だと感じていたよ」。最後の関門は6回だった。1点差とされ、さらに2死一、二塁で菊池。ここまで6度の対戦で4奪三振、無安打に封じていた相性と信頼の続投に応え、三ゴロに仕留めた。

 

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