アニメ『ボボボーボ・ボーボボ』のBD-BOXが2018年4月25日に発売されることが11月7日にわかった。この一報にネットでは衝撃が広がっているが、なかでも「ボーボボセラピー」なる言葉が話題になり、その効果に注目が集まっている。
原作は2001年から2007年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた、澤井啓夫が描くギャグバトル漫画。鼻毛真拳の使い手であるボボボーボ・ボーボボが、仲間とともに毛の自由と平和を守るため立ち上がるというストーリーのもと、劇画タッチの絵柄から繰り広げられる登場人物たちの予想外なハジケぶりで人気となった伝説的作品だ。
2003年にテレビ朝日系でアニメ化され、人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のDIO役などで知られる子安武人ら豪華声優陣が出演したことでも話題に。2018年でアニメ化15周年を迎えるタイミングでのブルーレイ化となった。
Twitterでは、
“ボーボボセラピーわりとマジで効果あると思う。”
“ボーボボセラピーわかる…ボーボボ見るとめちゃくちゃ元気になるもんね”
“最近話題のボーボボセラピーもそうだけど意味の分からない笑いって素敵だなーと”
と「ボーボボセラピー」という言葉に注目が集まっているほか、
“うつ病が本格的に悪化して、布団から出られず、食事も採らず、誇張なしで1日中寝てる状態の時があったんですけど、その私を救ったのボボボーボ・ボーボボだから。”(原文ママ)
“病院通って仕事休みがちになってた時も漫画読んでたし、一人暮らし始めた時も、静岡来てすぐもアニメ見てた!ボーボボセラピーお世話になりました!!”
“確かに嫌でも元気出るし、日本に必要なのはボーボボかもしれない(錯乱)”
と実体験に基づいてその効果を報告する投稿も相次いでいる。
意表を突くような展開やハイテンションなフレーズが怒涛のごとく押し寄せる同作品は、考える暇もなく笑えてしまうと評判。その意味不明さゆえに気分転換ができ、心が救われるというのが、ボーボボセラピーたるゆえんだ。
ちなみに、BD-BOXのTwitter公式アカウントでは、「BD-BOX発売記念キャラクター人気投票☆君のお気に入りのキャラに投票しよう!!」と題した企画を実施。ランクインしたキャラすべてがボボボーボ・ボーボボという、連載開始から3話で実施された伝説的なネタも発信し、“意味不明すぎて笑える”という声が多く「ボーボボ」らしさ全開となっている。
「最近元気がない」という人は、ボーボボセラピーを試してみてはいかがだろうか?
(山中一生)
■関連リンク
ボボボーボ・ボーボボ – 東映アニメーション
http://www.toei-anim.co.jp/tv/bo-bobo/
ボボボーボ・ボーボボBD-BOX公式@BO_BOBOBD_BOX
https://twitter.com/bo_bobobd_box
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