踏み込み先間違え逮捕者も誤認、その後隣家へ 米警察

2018.05.26 Sat posted at 15:48 JST

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(CNN) 米テネシー州クリーブランドで米麻薬取締局(DEA)要員や地元警察の特殊部隊が手配中の容疑者の潜伏を疑う民家を未明に急襲し、住人の男性を取り押さえた後に人違いや捜索先を間違えたことに初めて気付く騒ぎがこのほどあった。

失態の詳しい原因は不明だが、被害を受けた男性は地元のCNN系列局WDEFに、自宅や車が本来の容疑者のものに似ていたとDEA要員らが説明したと証言。男性はフェイスブック上で、捜査員らはこの後自宅から隣家に向かったとも明かした。

今回の踏み込みは、殺人容疑やヘロイン捜査に伴うもの。連邦政府の家宅捜索状を持つDEA要員らは防弾チョッキを着込み武装して突入、閃光(せんこう)衝撃弾を使い、室内に煙を充満させるなどしていた。

この中で銃を持った男性を発見し、組み伏せた後、殺人容疑で逮捕したことを宣告。この数分後に人違いであることを知った。男性によると、出勤するため起床しようとした際、上の階で物音がしたのに気付き確認するため家族を守ろうと銃を手にしたという。

WDEFによると、捜査員が地階に通じるドアを開けた際、銃を持つ男性と遭遇し、全ての銃を一斉に向けていた。この後、逮捕していた。

家内には当時、男性の妻と子ども4人もいた。男性によると、この急襲でドア、ドア枠などが壊れ、居間や廊下が焼かれる被害が出た。

DEAはCNNに寄せた声明で、間違った民家を調べたことを確認。テネシー州の捜査担当部門も捜索先などを誤認した経緯を調べる方針を示した。

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