米朝会談、トランプ氏「6月12日開催も」 交渉を継続

2018.05.26 Sat posted at 10:50 JST

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ワシントン(CNN) トランプ米大統領は25日、ホワイトハウスで記者団に対し、中止を通告した北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談について、当初予定されていた6月12日の開催もあり得ると述べた。

トランプ氏はこの中で、米朝間の連絡手段は開かれており、「彼らに話しかけている」と発言。複数の当局者は24日、北朝鮮側が連絡に応じない状況となり、これがトランプ氏による首脳会談の中止表明につながったとしていた。

トランプ氏はさらに、「状況を注視していく」「北朝鮮が出した声明は非常に良かった」とも述べ、北朝鮮も米国も首脳会談開催を望んでいるとした。

北朝鮮は駆け引きを仕掛けているのかとの質問には、その通りだと答え、駆け引きという点では自身も同じだと示唆。「駆け引きは誰でも行う。皆さんがご存じのとおりだ」と語った。

これに先立ちトランプ氏は同日朝、金委員長が依然「いつでも」トランプ氏と会談する意向を示しているとする北朝鮮側の談話を歓迎。ツイッターで「北朝鮮から温かく生産的な談話を受け取った。非常に良いニュースだ」などと述べた。

北朝鮮の金桂寛(キムゲグァン)第1外務次官は先に、トランプ氏による首脳会談中止の決定について、朝鮮半島の平和を望む国際社会の動きに逆行するものだと主張。「いついかなる方法であれ、問題を解決するために米国側と会談する意思があることを米国側に改めて伝えたい」と述べていた。

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