組み込み開発ニュース:エッジIoTゲートウェイ製品向けソフトの最新版を提供開始

» 2018年05月25日 14時00分 公開
[MONOist]

 ぷらっとホームは2018年5月9日、「Azure IoT Edge」に対応した、IoT(モノのインターネット)ゲートウェイ用ソフトウェア「FW3.1」の提供を開始した。同社のインテリジェントエッジIoTゲートウェイ製品「OpenBlocks IoT VX2」用のソフトウェアとなる。

photo 「OpenBlocks IoT Family」のアーキテクチャ図(クリックで拡大) 出典:ぷらっとホーム

 FW3.1はDockerを標準でサポートし、Dockerコンテナの追加や削除、起動停止などのDockerのマネジメント行える。また、マイクロソフトの「Azure IoT Edge」管理機能が追加され、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Azure」が提供する「Azure Machine Learning」「Azure Stream Analytics」「Azure Functions」などの各種IoTサービスが利用できる。

photo Azure IoT EdgeマネジメントのWeb UI画面(クリックで拡大) 出典:ぷらっとホーム

 他に、柔軟かつ高速なデバイス、クラウド間通信をサポートするメッセージハンドリングシステム「PDHMS(Plat’Home Data Handling Module System)」や、視覚的に操作可能なWeb UIを搭載。Q&Aサービスや通知サービス、IoTリモートマネジメントサービスなどを付帯した年単位でのサブスクリプションサービスも提供する。

photo DockerマネジメントのWeb UI画面(クリックで拡大) 出典:ぷらっとホーム

 今後、OpenBlocks IoT VX2は、FW3.1を搭載した状態で出荷される。同製品を利用中のユーザーに対しては、アップデートによって提供する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Special Contents

- PR -

バッテリーのコスト、走行距離の短さ、電池残量への不安、充電時間の長さ……こうした要因がEV普及のネックだった。位置情報の解析とAIを武器に、EVの課題を解決する。

高度な自動化技術と生産ノウハウを生かし、柔軟性に富んだ量産やカスタマイズ生産を可能にする「スマートマニュファクチュアリング」を推進するデルタ電子の取り組みとは

スマート工場化が進む中、製造現場でもデータ取得と活用が広がる。しかし、“従来以上”のデータ活用を製造現場でどのように実現すれば成果を得られるのだろうか。

Special Site

- PR -

IoTから自動運転まで最新ソリューションの開発の裏側を紹介!

マイコン/アナログ/メモリ最新情報を配信中。組み込みの最新情報をチェック

Advertisement