SPF材で棚をDIYしました
2017/05/20
目次 [非表示]
- 1 SPF材の棚をリメイクしました
- 2 SPF材の棚リメイクのbefore
- 3 SPF材の棚リメイクのafter
- 4 SPF材の棚リメイクの材料費
- 5 SPF材の棚リメイクの道具代
- 6 SPF材の棚リメイクのその他消耗品代
- 7 SPF材の棚リメイクの作業時間
- 8 SPF材の棚リメイクにおいて、参考にさせていただいたサイト様
- 9 SPF材の棚リメイクの作業手順
- 10 金具の周りをマスキングテープで保護
- 11 金具をミッチャクロンで下塗りする
- 12 金具をアイアンペイントで塗装する
- 13 本体・天板をオスモカラーで塗装
- 14 SPF材の棚リメイクで出た処分品
- 15 SPF材の棚リメイクをしてみて
- 16 SPF材の棚リメイクの経過報告
SPF材の棚をリメイクしました
SPF材(1×4材、2×4材)で棚をDIYしました。きっかけは主人が魚を飼いたいと言ったこと。
ずっと主人は金魚が飼いたいと言い続けているのですが、転勤族だから無理、と反論し続けていました。
が、途中で折れる形に。
どうせ作るなら水槽にぴったりな棚を…と探したのですが、「これ」と思える棚に出会えず、自作することにしました。
条件は下記のようになります。
・予算3,000円以内(実際には木材で4,000円、ビス等を含めて5,000円ほどかかりました)
・高さがある(ソファに腰掛けた際の目線程度に水槽があるのがベスト)
・丈夫である(実際にはメタルラックの方が丈夫かも?)
・高さがある(ソファに腰掛けた際の目線程度に水槽があるのがベスト)
・丈夫である(実際にはメタルラックの方が丈夫かも?)
今回は作っている途中で設計変更&補強があるので、いつも以上に読みにくいと思います…。
SPF材の棚リメイクのbefore
SPF材の棚リメイクのafter
SPF材の棚リメイクの材料費
【側板用】・SPF 2×4×12f(3658mm) 698円×2=1,396円
【棚板用】
・SPF 1×4×6f(1828mm) 211円×8=1,688円
【補強用】
・L字金具大 元々あったもの=0円
・SPF 1×4(約600mm) 元々あったもの=0円
・赤松KD 30×40×1985mm 278円×2=556円
【カット代】
・木材カット代 375円
【接着関係】
・セメダイン 木工用接着剤 速乾 500g CA-235 511円(メタルラック2で購入済み)
【塗装関係】
・オスモカラーウッドワックス 375ml チーク色(1/4使用) 3,061円+送料760円(脱衣所収納で購入済み)
・アサヒペン お徳用ペイントうすめ液S 400ML(1/3使用) 226円(刷毛の洗浄用)
・ミッチャクロン(微量使用) 2,080円(プラスチックリメイクで購入済み)
・ターナー色彩 水性ペイント アイアンペイント アイアンブラック 200ml(1/10使用) 1,296円(プラスチックリメイクで購入済み)
【その他】
・ビス 3.8×50 237円
・ビス 3.8×32(大量買のうち、10本使用) 298円(テレビ台(外側)で購入済み)
・ビス 3.8×75mm 280円(補強用)
・丁番 89mm 238円
・ダイソー アンティーク調ハンドル 4セット入り 108円
【材料費計】13,110円
SPF材の棚リメイクの道具代
SPF材の棚をリメイクするのに必要な道具です。・ブラックアンドデッカー ホームドライバー(電動ドライバー)CSD300TP 2,998円(テレビ台(外側)で購入済み)
・メジャー 元々あったもの=0円
・のこぎり 1,522円(メタルラック2で購入済み)
※すべてホームセンターでカットできれば不要
・ハタガネ 約1,700円(メタルラック2で購入済み)
【塗装関係】
・マイナスドライバー(缶を開けるため) 元々あったもの=0円
・刷毛(大) 108円
【道具代計】6,328円
SPF材の棚リメイクのその他消耗品代
SPF材の棚をリメイクするのに必要なその他の消耗品などです。【服装】
・汚れてもいい格好 元々あったもの=0円
・軍手 元々あったもの=0円
【養生用】
・ブルーシート #3000 1.8m×2.7m 475円×2=950円(カラーボックス(脱衣所収納)にて購入済み)
【塗装】
・ビニール手袋 298円
・マスキングテープ 元々あったもの=0円
【その他】
・ウエス(ボロ布) 元々あったもの=0円
・雑巾 元々あったもの=0円
【その他消耗品等計】1,248円
SPF材の棚リメイクの作業時間
組立まで1日、塗装で1日かかりました。SPF材の棚リメイクにおいて、参考にさせていただいたサイト様
とあるサイトさんを参考に作ったのですが、水槽を乗せるには強度不足だったため、途中で設計変更しています。水槽を乗せる場合には、棚板支えも2×4材で作るのがベストのようです(後から知りました)。
今回、棚板支えは1×4材とKD赤松(30×40mm)で支えていますが、水槽を乗せる場合には他サイトさんの作り方の方が間違いないと思います。
SPF材の棚リメイクの作業手順
前日まで
設計図を書く
水槽を元に、前日に設計図を書きました。この時点で水槽を購入しておらず、寸法しか分からない状態で描いたので後々面倒なことに…
作業当日
木材を購入する
ホームセンターで木材を購入、カットしてもらいました。
【側板】SPF2×4材を使用。1220mmにカットしてもらいました(計6本)。片側3本ずつになります。
【棚板】SPF1×4材を使用。650mmにカットしてもらいました(計12枚)。1枚の棚板で3枚使用します(650mm×356mmの棚板になります)。
【天板】SPF1×4材を使用。690mmにカットしてもらいましたが、正しくは730mmにすべきでした(計4枚)。(本来は730mm×356mmの天板になる予定でした)
【棚板支え】6f(1828mm)のSPF1×4材を上記のようにカットしてもらうと残り余りが出るので、356mmの板を8枚取ってもらいました。
ハタガネで接着する
本来はカットしたあとヤスリでカット面を滑らかにした方がいいのですが、1日で組立なければならなかったので、カットしてすぐにハタガネで棚板を圧着させました(しかもホームセンターの駐車場に停めた車の後部座席で作業…)。
棚板の位置に印を付ける
ここからの作業は主人の実家(たまたま転勤先が主人の実家に近かった)で作業させて頂きました。
2×4材の側板に、棚板の位置に印を付けます。棚板には19mmの厚みがあるのでその分下げます。
棚板支えを接着剤で仮止め
ビス留めする前に、棚板の支えを接着剤で留めておきます。
後述しますが、これでは水槽を乗せるには強度不足らしく(本や荷物程度なら大丈夫)、あとから補強を入れています。
補強を考えると、棚板支えを口型に作る→棚板を棚板支えに固定後、側板とビス留めしていった方がベストだと思います。
棚板支えビス留めする
棚板支えを内側からは1本ずつ、外側からは2本ずつ(水槽の段は3本ずつ)ビス留めしました。
棚板をビス留め
下から順に棚板をビス留めしていきます。先程付けた棚板支えに向かってビス留めしていきます。
この時点で天板のサイズに間違えたことに気付きました(笑)ここでは天板を固定していますが、あとで丁番で開くように変えています。
L字金具で固定
本体は出来上がったものの、かなりぐらつくということで、下部の4箇所を主人の実家の物置に眠っていたL字金具で固定。これでぐらつきは抑えることができました。
補修関係
塗装…の前に
我が家に帰ってきて水槽をセットしようと思ったらサイズが合わずに修正することに。
水槽のサイズ(60×30×29.5cm)は内寸であったことがここで判明しました…。
天板を開閉式に変更
水槽をセットしたところ、餌があげにくい、水槽内の配置を変えにくいということから、天板は開閉式に変更になりました。
丁番とアンティークハンドルを付けています。
補強関係
棚板支えに横板を追加
前述しましたが、水槽を乗せる場合にはこの設計だと強度不足らしいので、棚板の下に板(値段と相談して野縁材を購入しました)を入れました。上段は厚みの関係で水槽が入れられなくなってしまうため、SPF材にしました。
留めるためには側板からビス留めしなければならなかったので、ビス(75mm)も後から購入しています。
実際に作る際には、先に棚板支えを枠状(口型)に作ることをおすすめします。
塗装関係
金具の周りをマスキングテープで保護
まずは金具を塗装するために、周りをマスキングテープで保護します。
金具をミッチャクロンで下塗りする
金具の場合、そのまま塗装するとペンキが剥がれる可能性があるので、ミッチャクロンで下塗りします。
金具をアイアンペイントで塗装する
金具は主人の実家に眠っていたもので、シールも剥がれないことから、アイアンペイントで隠しました。見えにくい部分なので1度塗りのみです。
本体・天板をオスモカラーで塗装
全体はオスモカラーで塗装しました。1日目夜、2日目朝の2度塗りにしました。
今回は組み立て後の塗装なので、隙間を塗るのはかなり面倒でした。柔らかめの刷毛を使ったり、ウエスで塗るような工夫が必要でした。
SPF材の棚リメイクで出た処分品
なしSPF材の棚リメイクをしてみて
金魚が飼いたいと言い続けていた主人ですが、「家で魚を飼う」と決まってから毎日嬉しそうにしている姿を見て、棚を作って正解だったなと思います(結局飼うことにしたのはメダカですが)。前の日に「設計図描いて」とはしゃいでいたり、休みの日のは私より先に起きることのなかった主人が先に起きてウキウキしていたり(しかもいつも私が主人を起こさないので、私を起こすことができなかったそう・笑)、「いつ、どこで、どういう順序で作業をすれば休みの1日で完成するか」を私以上に真剣に考えている主人を見て、作ってよかったなと思いました。
補修と塗装は私一人でやったのですが、仕事から帰ってきた主人が「すごい」とはしゃいでくれたのが嬉しかったです。
ただ、耐荷重に関しては、60cmの水槽の重さに耐えられるかはちょっと不安です。我が家の水槽は水深が満水時の1/3にしているので大丈夫のはずですが、60cm水槽を満水にされる方は2×4材で棚板支えを作った方が安心です。
そんなに重たいものをのせなければ、この棚は十分丈夫だと思います。