高収入の一部専門職を労働時間の規制から外す「高度プロフェッショナル制度」を盛り込んだ働き方改革関連法案について、過労死や過労自殺で家族を亡くした人たちなどが国会議事堂の前で緊急の抗議行動を行いました。
抗議行動には過労死や過労自殺で家族を亡くした人たちで作る「全国過労死を考える家族の会」や弁護士のグループなど主催者の発表でおよそ280人が参加しました。
はじめに「家族の会」の寺西笑子代表が「家族を亡くす地獄のような苦しみはもう誰にも味わってほしくない。長時間労働を強いる『高度プロフェッショナル制度』には断固反対だ」と呼びかけました。そして全員で「強行採決反対」などと声を上げながら採決に反対していました。
寺西代表は「厚生労働省の労働時間の調査できょうもミスが発覚する中、数の力だけで法案を通す暴挙はやめてほしい」と話していました。
また、参加した日本労働弁護団の棗一郎幹事長は「労働団体がそろって反対しているような法案を拙速に通すのは理解できない。もっと時間をかけて審議してほしい」と話していました。