<iframe src="//nspt.unitag.jp/ced324f765faec92_3871.php" width="0" height="0" frameborder="0"></iframe> (cache)日大アメフト部選手ら集会「箝口令あった。内田前監督は学校から去ってほしい」近く声明も (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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日大アメフト部選手ら集会「箝口令あった。内田前監督は学校から去ってほしい」近く声明も

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日大アメフト部の内田正人前監督(写真/福井しほ・AERAdot. 編集部)

日大アメフト部の内田正人前監督(写真/福井しほ・AERAdot. 編集部)

日大の選手は退場したあと、負傷者用のテントの中で、声を上げて泣いていた(c)朝日新聞社

日大の選手は退場したあと、負傷者用のテントの中で、声を上げて泣いていた(c)朝日新聞社

 日本大学アメリカンフットボール部の選手が関西学院大学選手へ危険タックルした問題が迷走している。

【写真】退場したあとテントの中で声を上げて泣く宮川選手

 宮川泰介選手が「指示された」と名前をあげた日大の内田前監督と井上奨前コーチが23日、会見し、宮川選手の証言を否定。「指示はしていない」「怪我をさせろとは言っていない」などと弁明し、お互いの主張が対立している。

 そんな中、日大のアメフト部の選手らが24日、緊急ミーティングを開催した。

 参加した宮川選手の同級生の現役選手はこう打ち明ける。

「宮川一人を悪者にして保身に走る内田前監督、井上前コーチの記者会見があまりにひどい、許せないという批判が多数あった。内田前監督、井上前コーチが辞めたからと言ってもチーム、学校を信頼できないという思いです。そこで、宮川が戻ってくるまで、練習には参加しないという結論に達しました」

 そして、問題の危険タックルに対する、内田前監督、井上前コーチの「指示」の有無については、こう話す。

「多くの選手が、内田前監督や井上前コーチの言葉を聞いており、宮川の言った通り、指示があったのは間違いない。危険タックル問題が騒ぎになって、部員たちに『マスコミにしゃべるな』と箝口令が言い渡された。危険タックルへの指示がなければ、箝口令なんて、必要がない」

 この日のミーティングでは、宮川選手がアメフト部でプレーをするにはどうすればいいかという話題も話し合われたという。

「僕たち部員らが声をあげて、内田前監督らから危険タックルの指示があったと証明して、宮川をどう助けられるか、アメフト部の父兄会にも相談しています。このままなら、宮川のフットボール、いや人生まで奪われかねません」

 アメフト部の選手らは声明を出すことも検討しているという。また、アメリカンフットボールの関東学生連盟1部リーグに加盟する16大学の緊急監督会も24日、開催した。

「現状のままで、秋のリーグ戦も日大と試合をできない」との見解で一致した。前出の日大アメフト部の現役選手はこう続ける。

「秋のリーグ戦に参加できなければ、4年生はもう終わり。日大のイメージが悪くなって就職もやばい。就活した友人が『あの日大とイメージが悪く、企業から変な目で見られて困っている』と愚痴ってました。昨日のミーティングでも『参加できないなら日大でアメフトをやっていても仕方ないと意見もあった。また、廃部ともウワサされており、下級生は『他の大学に移ってアメフトをしたい』と言っている選手もいます。本当なら、自分も実名で内田前監督らの指示のことやうちの部の実情を訴えたい。けど、それができない事情があるのです」



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