MPLAB X IDEの設定: インデントをTab文字で挿入する
はじめに
MPLAB X IDEの初期設定では,コーディング中にTabキーを押下したり自動的にインデント(字下げ)処理が行われたりすると,ソースコードに半角スペース文字が挿入されます.
ここでは,これらの挿入文字をTab文字に変更する方法を紹介します.
以降で掲載するスクリーンショットは,下記環境のものです.
OS |
Microsoft Windows Server 2008 Standard x86 Service Pack 2 |
MPLAB X IDE |
MPLAB X IDE v2.15 |
設定方法
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MPLAB X IDEを起動し,「Tools」メニューの「Options」をクリックします.
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「Options」ウインドウが開きます.「Editor」アイコンをクリックし,「Formatting」タブを選択します.
「Language: 」ドロップダウンリストが「All Languages」であることを確認し,「Expand Tabs to Spaces」のチェックを外します.
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引き続き「Language: 」を「C」に変更し,「Override Global Options」のチェックを外します.
これと同様の設定を,「C++」と「C/C++ Header」にも適用した後,「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます.
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以上で設定変更は完了です.
既存のソースコードに対して「Formatting」タブの設定内容を適用する際は,「Ctrl + A」押下でソースコードを全選択してから,「Alt + Shift + F」を押下します.
この操作は,「Edit」メニューから「Select All」をクリックした後,「Source」メニューの「Format」をクリックすることでも実行可能です.