プライム会員になると、Alexaのホットラインに電話もかけられます。
これまで「もしもSiriが1980年代にあったら?」や、「もしも1995年にNetflixがあったら?」といったレトロ感がハンパないパロディー映像を作ってきたSquirrel Monkeyから、今度は「もしもAmazonが1980年代にあったら?」というおっさんキラーな新作が公開されました。
PCからモデムを通じて出かけるデパートメント・ストアのAmazon。さっそく訪ねてみるとしましょう。
サービス・デスクの金髪美女が有能です。
まずは3.5インチ型ディスケットを使ってAmazonをインストール。最初はアナログ回線で15分ほど通信しなければいけないようです。
Alt+Sで好きなグラフィックに変更できるお楽しみ機能を楽しみ、スペースを押してストアに入りましょう。内部は本当にデパートのような構造になっているのがシャレていますね。フロアの番号を押して買いたい賞品を探しに行くのです。
1987年の時代設定なのに、「カラーと白黒どちらのテレビが欲しいですか?」なんて聞いてくるとは意外でした。全種類を閲覧するのは大変なので、一旦戻って画面の大きさやステレオ/モノラル、ケーブルテレビ機能付きかどうか、などなどいくつかの質問に答えると?かなり検索結果を絞ることができます。
プロダクト番号を入力すれば、探した商品の口コミを閲覧することができます。「色違いがきたから怒り心頭!」や「コモドール64に繋いだらとても良かった」という書き込みが見られます。そして商品画像を検索し、気に入ったので自宅の1234トニー・ダンザ・ドライヴまで配送を頼みました。
最後にアマゾンプライムについても説明がありましたね。これに入会すれば、無料配送だけでなく、レンタルビデオ屋で使える無料クーポンが出力できる権利や、Alexaへの無料アクセス権もついてきます。
この時代のAlexaは、「エコー・ホットライン」という1-900番号に電話するというもの。これは日本でいうと、懐かしのダイヤルQ2みたいなもの。質問に答えてくれるし、モーニング・コールもお願いできちゃうスゴいサービスなのです。でもさすがに午前3時に電話をかけると、中の人が不機嫌になっちゃうみたいですけどね。