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【芸能・社会】

ももクロ初単独!東京ドーム 今秋は初のミュージカルも発表

2018年5月24日 紙面から

ライブで歌うももいろクローバーZ=東京ドームで(高嶋ちぐさ撮影)

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 人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が22、23日の2日間、デビュー10周年を記念した東京ドーム公演を開催した。2016年に札幌ドーム、西武プリンスドーム、ナゴヤドーム、京セラドーム大阪、ヤフオクドームでの“5大ドーム”ツアーを開催しているが、東京ドームでの単独ステージは初めて。

 23日の公演前の会見で、百田夏菜子(23)は「みんながあこがれる大きなステージ。10周年という節目のライブが重なって特別感があります。緊張もしたし『仲良くなれるかな』と思いましたが、東京ドームは優しくて仲良くなれたかなと思います」と前日のステージを振り返った。

 アリーナ席の頭上を移動するムービングステージやトロッコに乗る演出などを織り交ぜ、「行くぜっ!怪盗少女」「ココ☆ナツ」など21曲を披露し、客席を埋め尽くした“モノノフ”(ファン)たちを2時間半にわたって楽しませた。

 新たな発表をする際、必ず登場するのが松崎しげる(68)。この日もライブ中盤で自身の名曲「愛のメモリー」を歌いながら登場。「♪10周年迎えたももクロ 心からお祝いします けれどまだまだ 昇るべき高い壁が それをいまから発表します」。替え歌に乗せて、ももクロ4人そろっての初ミュージカルが決まったことを報告した。

 公演タイトルは「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」。9月24日から10月8日まで、千葉県浦安市の舞浜アンフィニシアターで上演する。「踊る大捜査線」などで知られる本広克行監督(52)が演出を手掛ける。

 「9月ってもうすぐだよね」「早くない?」などと驚くメンバーたち。松崎に「一緒にやりませんか」と呼び掛けたが、「俺、来年70歳ですからね」とやんわり拒否された。しかし、松崎も即興で「ドゥ、ドウ、ドウ・ユ・ワナ・ダンス?」とくちずさみ、ももクロメンバーとそろって軽快なステップを踏んで客席を沸かせた。

 また、終演時にはスクリーンで、来年の結成記念日である5月17日に5枚目のアルバム「MOMOIRO CLOVER Z」の発売が決まったことを発表。観客は4万6034人だった。

◆ライブに蝶野ら乱入

 23日の公演では、蝶野正洋(54)率いる新日本プロレスのヒールユニット「TEAM2000」がサプライズでステージに乱入。わけがわからず、メンバー4人は恐怖におののいた。

 「オイッ、『世界に笑顔を』だと? できんのか!? お前らの決意、どんなもんか確認したい。代表者を決めろ!!」。蝶野のムチャ振りに流され、ダチョウ倶楽部方式の挙手により百田が代表を引き受けることになった。

 「俺は年に1回しかやらないことを今日ここでやろうと思う。闘魂ビンタだ!!」。百田は目を閉じて覚悟を決めたが、蝶野は頭を優しくナデナデ。「びっくりしたー」と百田は思わず蝶野に抱きついていた。

 

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