A 回答 (18件中1~10件)
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No.17
- 回答日時:2018/04/11 12:59
No7です。
まさに、この質問への回答者たちの回答が、質問者さまの「妻が家庭を守る専業主婦は歴史が浅いのに、「伝統的(固定的)」性別役割のように言われているのは何故でしょうか?」という疑問を裏付けています。
そもそも、江戸時代は大部分(約8割)が農民で、武士は1割、商人が約6.7%、工人が約3.3%であり、家で商売する商人の大部分が、専業主婦不在であったことを考えると、約9割の家庭は専業主婦不在であったことがわかります(参考:http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/7860.html )
江戸時代以前の資料を見つけるのは困難ですが、農業がさらに主流であったことを考えれば専業主婦が多かった時代は想定困難です。
狩猟・採集まで遡れば、狩りは男の仕事ということで、専業主婦がいた可能性はあります。しかし、実際に狩猟・採集生活を送っているアボリジニなどの生活を見ると、狩りの獲物が手に入ることはめったに無く、日ごろの生活では、貝・魚・木の実などが主体で「男が外で狩り」ということは実査にはほとんどありません。
武士家庭はごく一部なのに、そこに専業主婦がいたことを根拠に、あるいは一切の根拠を示さず「太古の昔あるいは古代から専業主婦が一般だった」という内容を書かれている方が極めて多くおられます。
上に書いたように9割以上の家庭では専業主婦がいなかったと推定されるのに・・・。
これは、質問者様の言われる通り極めて不思議な話です。
やはり、「自分の体験が普通」という先入観で、刷り込まれた結果、事実を見極めようとする目が曇らされているのでしょう。
その意味で、質問者様のご質問に対する回答は極めて興味深い結果でした。
No.15
- 回答日時:2018/04/08 14:36
>妻が家庭を守る専業主婦は歴史が浅いのに、「伝統的(固定的)」
>性別役割のように言われているのは何故でしょうか?
専業主婦という言葉が浅いだけで、昔から性別役割はありました。
性別役割がないのなら、なぜ歴史的に戦歴をもっているのは
男性が多いのでしょう。
あなたが戦後に増えたと勘違いしたように、専業主婦という言葉が
生まれた由来から、専業主婦の歴史を語っているように思います。
リンクの内容も江戸時代、それ以前には触れていません。
この回答へのお礼
お礼日時:2018/04/08 16:20
ありがとうございます。
戦歴は単に男性が多かっただけだと思います。
性別による役割分担自体ではなくて、専業主婦の話をしていますので。
昔は、共働きとか兼業主婦が多かったわけではなくて、専業主婦が元々多かったということですね。
No.13
- 回答日時:2018/04/07 13:12
いや、歴史は浅くないと思います。
江戸時代は士農工商、身分で仕事も分かれてましたけど。
でも女性、特に下級武士の奥さんは、専業主婦やってたんじゃないでしょうかね。
明治〜大正〜昭和の戦時中までは、農家は農家と主婦両方で大変だった→これは昔から今も変わらないですね。
商人、職人の奥さんは、自営業なら兼業になりますが、勤めに出た人の妻は専業主婦だったと思います。あとエリート官僚の奥さん...お手伝いさんがいればやらなくてもいいけど、いない所もあったでしょう。そういう家庭の主婦は専業主婦ですね。
No.12
- 回答日時:2018/04/07 01:25
話を本題に戻して、質問者さんの疑問に回答しようとされている方が少ないことに
違和感を覚えました。
私の専業主婦の概念はNo7さんの指摘されているものと近いです。職住分離が原則で、
経済を支える人が働きに出ていくことが前提で、家にいる方が女性であり専業主婦と呼ばれる
というものです。
そういう捉えでいくと、主婦は女であり女は家庭を守ることが伝統であるという考え方はせいぜい
大正以降庶民にも広まった、ということは事実であると江戸時代の文学を読むと理解できると
思います。
離婚に関しての書籍を読んでいて、江戸時代までの日本では銘々稼ぎという夫婦のスタイルが
主流であった。一部のやんごとない公家や武家の上流階級は別ですが、それ以外の庶民の男女
はそれぞれが稼いで、女性は持参金を持って嫁入りする。
江戸時代は離婚率が高く、離婚の時にはその持参金を女性に返却しなければならなかったとか。
明治になっても、庶民はそのような生活だった人が多く、質問者さんのおっしゃるとおり、
専業主婦の歴史はこの100年ほどのことという意見は正しいと私は思います。
そして、今の60代以上の方の大半が専業主婦で、それが伝統であるかのように、家庭を守るのは
女性といった観念が植え付けられたのはなぜでしょうか、という問いかけですよね。
私が思いますには、昭和ヒトケタ世代以前が受けた、軍国主義教育の影響があるのではないでしょうか。
銃後の教えのように、女性は経済力を持たずに家庭にいるものとした方が、男性を軍隊に引き入れ、
軍国主義教育をして、男女ともに疑問を持たせず、思想も経済も自由を与えず国家にとって都合の
いい価値観を押し付けられたのではないか、そこに疑問を差し挟む余地を持たせないことで戦争を
することが国の為であり国民のためであるように思いこませた負の遺産の名残りではないかと思います。
No.11
- 回答日時:2018/04/07 00:28
相談者様のおっしゃっていることはわかりますが、アプローチに違和感を覚えます。
専業主婦という言葉の解釈が違うのではないですか?
日本の家庭における「専業主婦」というのは、単に家事育児以外の労働をするかどうかということだけではなくて、近代以降の核家族におけるサザエさん的存在を指します。
江戸時代の絵師の妻とか浪人の妻が働いてないからといって、それを指して江戸時代にも専業主婦がいたとは言いません。
「労働集約的な社会では、女性は働いていた」ということは、あんまり関係がない話なんです。
サザエさん的専業主婦の歴史は、確かに浅いと思います。
それが昭和だろうが大正だろうが、大した違いはありません。
たかが100年の歴史でも動かしがたい常識としてしてしまう、という例は他にも山ほどあります。
例えば現在の和装の着付けが礼装基準になってしまっていることなんかもそう。
明治までは庶民の服だからゆったり着ていたのに、婦人雑誌が着物業界の後押してキャンペーンし、
「着付け」を難しいもの、格式高いものにした。
結果、樽みたいにパンパンの礼装着付けになり、一人では着れないシロモノになってしまった。
それが常識になり、ゆるく着ると「だらしない!」「非常識!」と世話好きなオババに後ろ指指されます。
世の中ってそんなもんだと思います。たかが三代で、固定化されてしまう。
No.9
- 回答日時:2018/04/05 18:48
私は、昔からこの役割分担は存在していたと言ってもいいのではないかなと思います。
まずですが、質問者さんの「専業主婦」の定義が曖昧に感じたのと、
質問する前提としている『「伝統的(固定的)」性別役割のように言われている』という根拠もwebページ1つなので、回答が難しい(推測を重ねるしかない)なと思いました。
とは言え、私もこれまで考えたことがないテーマだったので、興味半分で回答することにしました。
長いです。読み飛ばしても構いません。
>サラリーマンの夫を支え、家事・子育てに専念する
の部分を引用して、サラリーマン=収入を得る役割、専業主婦=家事・子育てをする役割だとすると、
過去から大体そんな感じなんじゃないかと思います。
そもそも明治くらいまで、現在のように全員に高等な教育を受けさせて育てる必要があるわけでもなく、
子育てと言っても生まれたら家のことを手伝ってもらい、みんなと同じく学校に通って、大人になって家を継いでもらう/嫁いでもらう、くらいの感覚だったのではないでしょうか。
その文脈では明確に子育てという行為もそれほどなかったでしょうから、そもそも分担する役割もなかったと想像します。
ただ、家事も含む仕事において、男性にふさわしそうなもの、女性にふさわしそうなものという点では
外でやる仕事、家でやる仕事という区分で男女の区別はあったのではないかと思います。
資料があるわけではないですが、過去の主力産業だった一次産業において、山に木を伐りに行ったり、鉱山に石を掘りに行ったり、漁業船に乗ったりする女性の画は今まで見たことがありません。
この女性にふさわしそうな、家でする仕事をしていた女性を専業主婦と呼んでよい(畑の手伝いをしたり、漁業のための網を編んだりはしていたかもしれませんが、あくまで家事の一環)のであれば、
割と昔からこの役割分担は存在していて、伝統的役割と言って間違いではないかなと思います。⇒ここが質問に対する私の回答です。
これを共働きというのであれば、共働きの時代もあったというのでしょう。
この状態を質問主さんがどう言葉にするかで回答が全く逆になります。
現代は一次産業が減り、三次産業がメインになってきて、
稼ぐための仕事において男性に適した、とか女性に適した、というのが無くなってきた結果として
>サラリーマンの夫を支え、家事・子育てに専念する
のサラリーマンの役割を夫に限る必要もなくなりますよね。
今までの自然にできてきた役割分担が、個々の家庭で見ると適切でないケースが増えてきているのではないかと思います。
ただ、これまでの家族構成や分担を前提にした法律やしきたりがあり、
気づく・気づかないは別にして影響を受けながら生活をしています。
そのため一人ひとりの考え方がすぐに変わるものではないし、
変える必要もない人が一定数いるのではないでしょうか。
女子大がいまだに存在していて保育学部とか栄養学部が目立つのもまさに、ですよね。
工学部がある女子大は見たことがありません。
鶏と卵でしょうが、こういった環境があれば女性は家事(に近いこと)を学ぶ文化が残るでしょうし、
そういう文化が残るからその要請を受けて大学が残るでしょう。
最後に、質問者さんがなぜ専業主婦が伝統的役割とお感じになったか、疑問に感じました。
こういった掲示板で専業?主婦の方が一定いるのも知りましたが
少なくとも私の友人で思いつく限り、結婚や出産をしたからと働いていない女性はいませんし、
会社にもワーキングペアレンツはたくさんいます。
日本全体という漠然とした単位では依然ある伝統かもしれませんが、体感としては伝統だなんて思いません。
この回答へのお礼
お礼日時:2018/04/06 19:02
ありがとうございます。分業の件分かりやすかったです。
家でする仕事については、専業主婦業とは違うと私は思います。
それならば、農家や自営業を行う男性は、”専業主夫”というべきか?というと、それはイメージが異なるのではないでしょうか。
専業主婦が伝統的役割のように言われるというのは、掲示板などでそのように発言する人を見たのが切っ掛けでした。
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>瀬地山 そうなんです。日本の歴史で見ると、たかだか100年前くらいのことなんですね。
(略)
、
http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/0119000 …
日系BPの記事であること、東京大学「ジェンダー論」が専門の教授(瀬地山角教授)の発言であることから信頼性は高いと思います。
記事によると大正時代に増えたですね。戦後に増えたではありませんでした。これは私の勘違いでした。