「蚊帳の外」の使用禁止で日本はハブられなくなるのか?
「官邸から外務省に対して、『“蚊帳の外”という言葉は、記者を中心に、第三者に対して使わないように』とお達しが下りてきました」(外務省関係者)
これは「週刊新潮」(5月17日号)に掲載された「安倍総理の耐えられない“薄さ”」という記事の中での外務省関係者の発言。なんの蚊帳の外かというと、もちろん、北朝鮮を中心にした世界の動きからの。
そういや、4月29日付の産経新聞のインタビューでも、安倍首相は、
「決して日本が蚊帳の外に置かれていることはありません」
とわざわざいっていた。よほど、蚊帳の外といわれるのが嫌みたいだ。
アホや。蚊帳の外という言葉を禁止したら、この国が蚊帳の外じゃなくなるって話じゃあるまい。
北朝鮮は、核実験場の廃棄を透明性をもって示すため、国際記者団の現地取材を認めることにした。だが、日本ははぶられた。その理由について教えてよ。