サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

AI女子高生「りんな」より20年先を進んでいたセガ「メールチャム」について

こんにちは。

 

 本日のテーマはAIの女子。

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AI女子高生りんな(Webサイトより)

www.rinna.jp

 

 このAI女子高生「りんな」は何かっていうと、マイクロソフトが開発した人工知能女子高生。ツイッターやLINEなどのフォロワーになり、話しかけてみると「女子高生風」のレスポンスをくれるそうな。おもしろそうだったのでさっそく、僕もフォロワーになってみました。りんなはどんなメッセージ質問に反応するのかなどについては幾つか試してみたあと、後日ブログでまとめようかと思っているんだけど、技術の進歩っていうのはすげーもんだなと驚かされています。

 だけど。「AI女子高生か。すげー時代だなー」なんていって驚くのはまだ早い。このりんなの20年前に、あのゲームメーカー「セガ」がりんなみたく架空のキャラを相手にした「メールチャム」というメールチャットサービスを行っていたのを知ってました?

メールチャム - Wikipedia

 

 電話回線を使って通信対戦やゲーム購入、インターネット接続などを可能にしたゲームハード機「ドリームキャスト」の専用ページに行き、女の子を選んでメールでメッセージを送ると、数日後にはその内容に応じて返事をくれるというサービスが、20席にはもう家庭用ゲーム機によって行われていたのです。そのメールチャムのメッセージ精度がどの程度かを試そうと思って僕もそのバーチャルの女の子にめちゃくちゃマイナーなヨーロッパ映画の感想を書いてみたところ、それなりに適切なレスポンスメールが来たので驚かされたことがありました。バーチャルといいながら、メールを書いていたのはどっかのバイトとかではないだろうか?と思ったりもしたもんですけれど、それを今となっては確かめる術はありません。

 

 さすがにその頃はまだ、ネットの環境もプアな時代。googleで検索をかけても、ロクな資料を探せませんでした。なので、今回はこのメールチャムについて情報提供を広く呼びかけるためにこの記事を書いております。当時、メールチャムで遊んだ経験がありその時の資料などがありましたら、ぜひとも情報をお寄せ下さいませ。ってなところで本日はこれにて。

 

 

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※もしもドリームキャストの「メールチャム」サービスが今も続いていたら、あらためて「ラブレター」を書いてみたい。

 

今週のお題「あの人へラブレター」