ファスライ以前からゲームを始めて、ここ最近特に思うこと。
ここ最近、というか一年くらいのSideMはいろいろな面においておかしいと思う。
曲数の差、グッズの差、展開の差、ライブでの扱いの差。
こんなに差がついていいのだろうか。
下書きも推敲もなにもせずに書いているため、わかりづらいところもあるかと思います。長い備忘録のようなものですが、読んでいただけたら嬉しいです。
思い返すと自分の中で最高の思い出の中の一つが2ndライブ、みんな輝いていてかっこよくて最高にアイドルだった。(声優と315プロのアイドルを同一視はしていないが、確かに声優がアイドルと重なって見えるところがあった) 1stで声のつく順番、時期の関係で出演することのできなかったアイドルみんながステージで曲やパフォーマンスを披露していた。完成度が高いものばかりで、自分も担当のステージでは涙を抑えることができなかった。
最後の発表では、新ゲーム化、アニメ化と大きな情報も発表されて、アニメでは全員出ます!と言われて嬉しくて楽しみでわくわくしてた。
今思えばあの時がピークだった。
2ndライブをやったあたりでも既に2nd Anniversary曲で少しの曲数差があった。2nd Anniversary曲はどれも素晴らしい曲が多くて、担当の曲が出ないことが少し残念だった。モバゲー内でユニット全員が映るSRが手に入るAnniversaryイベントがないことに疑問を持ったこともあった。
しかし、2ndでの発表できっとこれから楽しいことばかりなんだ、と思い、先の展開はどんなものになるのか想像してわくわくしていた。ライブの挨拶でも、声優の一人がこれからは楽しいことばかりだと言っていた。
担当のアニバSRはどんな絵柄なのか、きっとそろそろ出るであろう新曲はどんな曲なんだろうか、など楽しみにしていた。
アニメのPVが公開された。 担当の一人はアニメのPVに映っていた。しかしなぜか前職の姿だった。 この時点では、アイドルになるまでの過程のストーリーをやるのかな、と呑気なことを考えていた。
そして、キービジュアルの発表が始まった。 担当のキービジュアルはいつ発表されるのか、という期待は徐々にしぼんでいった。 結局、キービジュアルが発表されたのは、ファスライに出演していた6ユニットだけだった。 それでも、自分はまだ担当は出演すると思っていた。それにアニメに出るみんなも曲も大好きで、だからアニメを楽しみにしていた。
しかし、アニメの中の担当の一人は、PVとほとんど変わらない尺しか映らず、しかも前職のまま。他の担当もほんの数秒、数個のセリフを喋っただけ。 私の担当は、アニメにおいてアイドルですらなかった。 担当と、アニメに出ているみんなに差はないはずなのに、みんなアイドルなのに、なんでこんなことになっているのかさっぱりわからなかった。
そんなことを考えていた間にも、アニメに出ているみんなは新曲、普段使いできそうなグッズ、かわいいグッズ、コラボ、色々と展開していた。 そして新規の人がどんどん参入しているのがわかった。 Twitterでは繋がりたいタグやRTした人全員フォロー!などのタグが流行り、アニメのキャプチャ画像などたくさんツイートされていて、私の思う「流行りジャンル」のようだった。 しかし、そうやってアニメから入ってきてくれた人にとって、私の担当はアイドルですらないモブだ。 そう思うと悲しさと悔しさでいっぱいになった。 こんなにかっこよくてかわいくて、最高のアイドルで、アニメに出てるみんなと同じくらい素晴らしいのに。
そんな気持ちでいっぱいで、ゲームにログインしてもイベントも走れず、惰性でログインしているような状態が続いた。ゲームの中の担当はこんなに輝いているのに、なぜアニメでアイドルですらないことにされたのかがわからなかった。
新ゲームもリリースされた。しかし期待していたようなクオリティではなかった。そして実装される特別な衣装に身を包んだSSRはアニメに出ているみんなにしか実装されていない。ユニットのストーリーもそうだった。アニメに出ていないみんなの中には恒常のSRすら実装されていないアイドルもいた。 ますますアニメに出ているみんなとの差を感じて、なかなか新ゲームの方にやる気を出せなかった。
2ndの円盤が発売され、あのときの最高のステージをたくさん見ることができた。でも今の状況を考えると、虚しくなってきてふと見ていて涙が出るときもあった。
アニメが終わって、気がついたらアニメに出ているみんなと、出ていないみんなの持ち曲数の差は2倍ほどに広がっていた。 自分は結局「アイドル」としての担当がなによりも好きで、だからみんなの歌う曲がたくさん聴きたかった。しかしデビュー曲、そしてソロ曲発売以降、出る曲はアニメに出ている組の曲ばかり。
この頃からTwitterで愚痴垢というものを見つけることが増えてきた気がした。その人たちは担当が活躍できないことに納得ができず、時には理不尽にアイドルや声優を叩いていた。自分も担当が活躍しない虚しさがあり、同じ意見持つ愚痴垢の人たちに同意してしまうこともあった。
そしてアニメ後半ではいわゆるトレパク疑惑まで持ち上がった。水を得た魚のようにSideMを叩く人たちも増えた。 自分の担当はアニメではアイドルではない。けど、SideMという看板を背負っているアニメでそんなことがあって、ジャンル外の人にはアニメに出てる出ていないなど関係なくて、担当まで叩かれる対象になりかねないのが許せなかった。 アニメ化をしてよかったことがほとんど見つからず、自分の中ではアニメはなかったことにしようと勝手に決めていた。
待ちに待った3rd AnniversaryのCDの発表があった。お待たせしました、3rdライブのための曲です、のようなことが書かれていた気がする。デビュー曲が発売してから気がついたら1年半以上経っていた。やっと、ユニットの新曲が聞けると楽しみだった。合同曲も楽しみだった。 自分の担当は02と03のCDに収録されていると発表があった。そのときに3rdライブの日程を見て、03のメンバーが全員揃っているのは幕張初日だけだと気づいた。 合同曲はみんなで揃ってやってほしいと思っている。でも視聴も、曲名すらも発表されていない。3rdライブのための曲とはなんだったのかと、また絶望した。 しかし、単純なものでやはりライブが楽しみだった。これまで見られなかった分、担当の活躍が見られるのが楽しみで仕方がなかった。
そして3rdライブ。 幕張初日、ライブビューイング会場に向かった。 隣の席に座っていた人はアニメからのPで、担当の説明をしたときに、誰だろう?のような反応をされて、モブで出演した際の担当の説明をするのは少し悲しかった。 それでもライブが楽しみで、わくわくしていた。
そしてライブが始まり、結果から言うと担当は一曲しか披露しなかった。もちろん3rd Anniversaryの合同曲はやらなかった。(視聴、曲名の発表もなしでサプライズで新曲を披露したユニットはあったが、合同曲はやらなかった) たしかに46人全員揃っている。一ユニットが何曲も何曲も披露するのは難しい。
しかし、歌われた曲はアニメの曲ばかりだった。 アニメのOP、挿入歌。私は知らない。私の担当アイドルはアニメではアイドルではない。だから、その曲はアニメに出ていたみんなの曲だと思っていた。なのに、まるで全体曲のように歌われていた。そして初めて聞いたアニメ曲、とてもいい曲ばかりだった。だからなおさらなぜ担当にそのようないい曲が回ってこないのか納得がいかなかった。
3rdライブツアーはその後も続き、中にはとても素晴らしい公演もあって、担当が大活躍した公演もあった。3rd Anniversary03の合同曲は悔しいことにフルメンバーではなかったが披露したりもした。しかし、基本はアニメに出ている組が目立つ公演が多く、もやもやとしているところがあった。それでも、結局みんなが好きな自分は3rdに関してかなり満足をしていた。
そしてツアー最終日、みんな最後に新情報の発表があるだろうとどこか緊張しながら最後のアンコールを待っていた。ゲーム内のイベント?新しいCDシリーズの発表か?まさかアニメの二期?と席の後ろの方で話している人もいた。
しかし、新情報はほとんどなかった。目ぼしいものといえばニコ生があるよ!というところくらい。そこまで4ヶ月ほど間が空く。
今、女性向けのアイドル育成ゲームがどんどんリリースされていく中で、似た形式をとるSideMがそんなに新情報を出し惜しみしていいのか!?と思った。
しかし、5月にアニメに出ていたみんなのイベントがある。そこでもしかしたらアニメ関連、つまり二期新情報が来るのかもしれない、と期待している部分があった。
アニメに関してすでにいい印象はない。それでも、担当がアイドルになってアニメで動いているところが見たいと正直思ってしまっていて。だから、二期にも密かに期待していた。
アニメ組のイベントは6ユニット、事務員、アニメのプロデューサーが出演する。パンフレットは100ページ超え、かっこいい写真がたくさんあり、グッズも発売され、公式インスタグラムも開設し、もちろんライブビューイングも開催されるとのことで、3rdと気合いの入れ方が違ってひどく驚いた。担当や担当の中の人もそれくらい気合いを入れてほしかった、と公式アカウントのツイートを見るたび虚しくなった。 でも、そこまで気合いを入れているならきっと驚くような新情報があるのだと思っていた。
しかし、結果、そのイベントはただの声優イベントだった。発表などなかった。 しかも、イベント内ではわけのわからないところにお金をかけたマスコットの実写映像や、声優のもっとお金を落としてくださいなどの発言があった。
限界なのかな、と感じる。
そのイベント後、Twitterは今までにないほど荒れ狂っている。今まで愚痴を言わなかったような人たちが次々に愚痴をツイートをする。アニメに出てる組のPと出ていない組のPの気持ちの溝が広がりすぎて、空リプで互いに怒りをぶつけ合う。引退をする、とぽつりと呟いている人もいた。
担当や315プロダクションのアイドルが大好きで、輝いている姿が見たくて、最高のステージに立ってほしいだけなのに、それは叶わない。きっと今怒っていたり愚痴を言っているみんなも同じ気持ちだ。ただ、担当アイドルが見たいんだ。 なのに公式の作る格差で、もうジャンル自体がどうしようもないところまで来てしまっているのではないかと怖くなった。
SideMというジャンルに出会い、担当アイドルに出会い、救われた。だから本当に大好きで、少なくないお金もかけてきた。それでも担当アイドルの活躍はほとんどない。 疲れてきてしまっているのを、改めて感じる。
アニメに出ているみんなが嫌いなのではない。それでも、ここまで格差が広がってしまうと、一瞬、自分の担当の方がすごいのに、と考えてしまう。
自分の担当がアニメに出る側だったらどうだったんだろうと、想像することもある。たくさん新曲が出て、アニメ組単独イベントをやったりして。お金をかける価値のあるものがたくさんあって、自分のかけたお金が担当に回っているとわかって、きっと楽しいんじゃないかと思ったりする。
でも現実ではそんなことはない。
来年また4thライブがあるかもしれない。けれど、新曲が増えてないこんな状況でやって楽しいのか?と思う。担当の曲は大好きだ。何回も何回も何回も聴いている。けれど、ライブで新たなパフォーマンスだったりが見たいと思う。
最近のTwitterを見て、コンテンツの終焉を感じる。SideMのサービスが終了するのが怖い。担当アイドルがいなくなるのが怖い。けれども、今のこの状況とどちらがマシなのかと考えてしまう。 また2ndの頃のように、格差もなく、みんなが輝いていて、プロデューサーが担当アイドルを楽しく応援できるような頃に戻りたい。
でもきっと無理なんだろうな。
まとまらない文章でしたが、読んでくださりありがとうございます。ただの自分の気持ちですが、共感していただけたら嬉しいです。