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モバイル決済の王者はApple Payではなく、スターバックスのアプリ--米調査

Sean Hollister (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年05月23日 16時00分

 驚くべきデータをご覧いただこう。モバイル決済サービスのユーザー数(半年に1回は利用するユーザー)を表したものだ。

 eMarketerのブログによると、このデータは米国の近接(Proximity)型モバイル決済だけを対象にしていて(つまり、実店舗のレジでの支払いだけが対象)、オンラインショッピングやVenmo、PayPal、Facebook Messengerなどを使った個人間送金は対象外だ。

 それでも、Apple PayでもなければGoogle Pay、Samsung Payでもなく、Starbucksが最も普及しているというのは驚きだ。モバイル決済プラットフォームの大手が、ユーザー数でコーヒーショップの後塵を拝しているのだ。Starbucksで半年に1回はモバイル決済をするユーザーが2018年には2300万人になる見込みだが、Starbucksによると、2018年第1四半期にStarbucksアプリを利用した決済は全トランザクションの12%に過ぎなかったという。

 もっとも、Apple Payが2014年に提供が始まったのに対し、Starbucksはモバイル決済に2010年から取り組んでいることを考慮すれば、この結果に納得できるかもしれない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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