2018年1月24日
コズミックディスクロージャーシーズン9エピソード9
ハイブリッド生命体と秘密基地
原文はこちら
デイヴィッド・ウィルコック
それでは始めようか。コズミックディスクロージャーにようこそ。ホストのデイヴィッド・ウィルコックです。今日のゲストはエメリー・スミスです。
それで、私たちはあなたがサンディア国立研究所で過ごした時からでさえ、あなたがさほど驚いてはいなかった、政府によって入念に作成された遺伝的ハイブリッド生命体についてお話をしています。
それで、私はお話ししていて何かが抜けているように感じているのです。あなたがこれらのいわゆる”サケの切り身”で特別な仕事を始める前に、あなたはどの程度まで遺伝的ハイブリッド化プログラムについて説明を受けていたのですか?
エメリー
ああ。実際には何も聞いちゃいなかったな。僕はその当時は下っ端だったからね。1、2年のうちは何もなかったよ。なぜって、ずっと解剖ばっかりしてたからね。それで、他の報告会に行って、また、他の報告会に行っての繰り返しさ。本体にはいろんなものが繋がってるのさ。
で、僕がそれに引っ張り込まれた時には、僕は他のことにも従事させられていてそれは生物のハイブリッド化に関係があったのさ。なぜなら、僕は一度、そのサンプルはハイブリッドだって言われたからね。それでやつらが生物のハイブリッド化をやってるって分かったのさ。
やつらはその時、報告会の間はそれを隠しはしなかった。
デイヴィッド
驚きです!
エメリー
それで、グループ報告会の時にそのことが分かったのさ。
デイヴィッド
それで、このサンプルというのは何なんですか?ハイブリッドとは?どんな感じなんですか?
エメリー
トラみたいな感じだったな。トラと人間のハイブリッドだね。
デイヴィッド
本当ですか?
エメリー
ああ。そいつは毛深くてね。人間にとてもよく似ていて5フィート(訳注:およそ1.5メートル)くらいしかなかった。
それで、顔がバラバラな感じに見えたな。君が映画かなんかで見るような整った顔立ちじゃないんだ。目鼻が整っているという感じじゃない。恐ろしく風変わりに見えるのさ。
だから、僕にはその生き物にどんなDNAを使われているか皆目見当がつかない。それがどんな風に見えるかしか言えないんだ。分かるかい?
トラみたいなネコの顔をしていたよ。それで、とても大きな緑色の目をしていた。ネコみたいなヒゲも生やしていて、首から下はとても小さくて華奢だった。それで、全身に普通に毛が生えてるのさ。
デイヴィッド
ええ、私たちはライオンとトラを掛け合わせたり別のタイプの掛け合わせをやったりというのは過去に見ていますよね。それで、そういったケースでは時々、生まれた子供にある種の障害が発生していると記憶しています。
それらには顔に奇形が発生していたりします。
エメリー
そうだな。聞いたことがある。
デイヴィッド
今言った感じなんですか?
エメリー
そうさ。
デイヴィッド
それで、あなたはそれをある種のアイデアを実現するためのプロトタイプの失敗作だと思いますか?
エメリー
ああ。明らかにそうだ。それはトータルとして失敗作だと僕は思っている。だって、見たところでそれが何のために造られたのか分からないからね。やつらが何をしようとしているかが皆目見当がつかない。
やつらはまだ試行錯誤している段階だと思うね。長年そうやってきたのさ。僕がプロジェクトに関わるようになってしばらくたってから僕に知らされたような事に僕が出くわす前からね。やつらはあらゆる種類のDNAを人間のDNAと混ぜ合わせていた。植物のDNAや哺乳類のDNAと人間のDNAをね。海洋に棲む哺乳類のDNAも使っていた。
デイヴィッド
このトラのような生き物は何のために使われようとしていたのでしょうね?私は何か思惑があったと思うのですが?
エメリー
僕が思うには、総合的な軍事目的のために使うタイプ、偵察用やスパイ用に使うタイプ、超戦士タイプを作る計画があるんだと思うね。昔のやつらがそうであったようにね。ほら、ローマ帝国が数百頭のマスティフ(訳注:ローマ帝国は古代ギリシャのペロポネソス半島に住んでいたモロッシア人が飼っていたモロッサスという犬種を戦闘犬として用いていた。マスティフ犬のうち、イングリッシュマスティフがこのモロッサスの血を引いているという。)を飼っていた。
やつらは広大な敷地に数百もの墓穴を見いだしたのさ。やつらは馬と一緒に走り回って、人々にそのマスティフが躍りかかって騎士が倒れた人々を槍で突き刺すのさ。その犬たちは人々を打ち倒すために使われたのさ。
だから、恐らくは未来の戦争か何かでこのクレイジーなハイブリッドの殺人マシーンが放たれるんだと思う。人間の代わりにさ。もちろん真っ先にね。
デイヴィッド
なるほど。
エメリー
それで、そいつらは人類のところに送り込まれるわけさ。多分、将来的にはほとんどがクローンやドローンに置き換わって、戦争はコンピュータールームの中で行われるようになるだろうね。
デイヴィッド
この類のことは以前にあなたに質問しました。でも、もう少し詳細なことをお聞きしないと奇妙過ぎてよく分かりません。
あなたは、クローンは記憶を精神にインストールされているかもしれないといったことをおっしゃってましたよね?
エメリー
ああ。
デイヴィッド
だから、それはまるで長年生きているかのように信じ込んでいると・・・。
エメリー
ああ。やつらは脳をプログラムできるのさ。なぜって、その脳はそいつら自身の脳なんかじゃないのさ。そいつの脳はとてもとても小さいセンサー・・・配線と言ったらいいのかな・・・とにかくそれを使って変換された信号を送り込まれるのさ。
デイヴィッド
インプラントですか?
エメリー
そうそう、インプラントさ。脳のある部分を刺激するやつさ。
デイヴィッド
分かりました。
エメリー
それで、やつらは記憶をダウンロードしてそいつをマリリン・モンローだと、デイヴィッド・ウィルコックだと、あるいは他の誰かだと信じ込ませることができるんだ。25年も前からこういうことが実際にやられている。
それで、そいつはある日ベッドから起きて仕事に行くあるいは誰かがそいつを迎えに来る。それが、そいつが知っているであろう全てさ。
デイヴィッド
誰かの記憶や個性を実際に外部データとしてハードディスクドライブに保存することは可能ですか?
エメリー
僕はそういうやつは見たことないな。その手の質問はよく受けるよ。アバターという映画に出てくるんだろ?意識をそういう風にするみたいだね。
デイヴィッド
そうです。
エメリー
だが、僕はそういうやつを見たことがない。なぜって、DNAを持っているからそういうものが持てるっていうことだからね。僕が知っていることっていえば、DNAを持っているからこそ、そういうことができるってことだけさ。DNAには宇宙の全てが折りたたまれているのさ。そこには、君が誰であるか、あるいは、君の意識的体験の全てといった君の個性に合致する原型が折りたたまれているのさ。.
今のところ、DNAに損傷を与えることなく、そいつを極めて長期間保存できる何らかの技術をやつらが多分、保有していることを確信している。そうやって、DNAに植え付けられている意識的記憶を保存しておくことができるのは確かだ。
デイヴィッド
ある内部通報者は、彼は場所を特定してはいませんが、エリア51に存在するある基地でのことと考えられるある作業について報告しています。彼は”S4”と言っていました。私は、それはエリア51のある一地点のことを指していると思っています。
そして彼は、やつらは砂漠犬(訳注:砂漠の民が古くから飼いならしてきた犬種。サルーキが有名。)の一種だと思われるある犬を飼っていて、そいつが姿を現したんですが、そいつはある癖を持ち始めて、そいつが学んだあるわるさをすると報告してくれました。
それで、その犬が死ぬと、やつらはやつらが望ましいと思っている遺伝形質を復活させるのにその犬が好ましいと思っているようで、そいつをクローニングするそうです。
そして、やつらは作成した各々のクローンがクローンの母体となった個体の記憶を保持していることを発見したそうです。それでやつらは、DNAは単なるエネルギーレベルの意識の物理アドレスに過ぎず、そのエネルギーレベルの意識はDNAに取って替わることができると結論付け始めたそうです。
これに関するあなたのお考えを伺いたいのですが?
エメリー
ああ。その意見に同意するよ。DNAは君の言う通りエネルギーの三次元レベルでの翻訳に過ぎないのさ。そう、ライトボディの。ライトボディが全てなのさ。そこに全てが保存されている。僕はそう信じてる。
我々は科学の授業でそう教えられているからそう呼ぶがね。でも、実際は分子レベルの場(訳注:エネルギーフィールド)での話なのさ。君ならそれを四面体と呼ぶかもね。(訳注:本来、DNAの分子形状は4種類のデオキシリボ核酸が特定の組み合わせで結合して形成された二重らせん構造体なので、三次元レベルでの形状は四面体とは程遠い。彼らは四次元レベル以上のエネルギーレベルでの形状の話をしていることになる。しかしながら、DNAのみならず、生命維持に不可欠な物質であるタンパク質、炭水化物、脂肪の基本骨格をなす炭素の電子軌道はsp3軌道を取っており、このsp3軌道内を運動している電子の確立分布を散布図としてプロットし、その散布図の頂点を直線で結ぶと、正四面体となることは注目に値する。この電子雲が形成する正四面体の有するエネルギー場が生命現象に与える影響の研究はまだ主流科学ではなされていないようである。ちなみに、互いに逆さまで位相が180度ずれている二つの正四面体を融合させたものがいわゆるマカバボディ(メルカバボディともいう)である。)
デイヴィッド
そうですね。
エメリー
君の信じているシステムとはこんな感じかな?
デイヴィッド
はい。
エメリー
そういうわけで、僕が同意したのはそれがエネルギーレベルでの話だからさ。
デイヴィッド
彼はDNAについて言及していました。明らかにそうです。音叉みたいな形のDNAについて。(訳注:デイヴィッドは染色体chromosomeとDNAを混同しているようである。物質レベルで音叉のような形状をしているのは染色体であってDNAではない。染色体はDNAがヒストンと呼ばれるタンパク質に巻きついている構造体のことを言う。)
エメリー
なるほど。
デイヴィッド
それはあなた自身のエネルギー的様相をチューニングしています。
エメリー
そうだな。ラジオみたいなものさ。君が言っていることは正しい。それはある種のデバイスなのさ。
デイヴィッド
DNAはどのようにプログラムされた記憶と相互作用するのでしょうか?やつらはどのように偽の記憶を人に植え付けるのでしょうか?あるいは、やつらはクローンに自分はある人物だと自覚させてその人物独自の記憶データバンクにアクセスできるようにするようなこともできるのでしょうか?
エメリー
ああ。やつらはそういう技術を持っているよ。僕はそのプログラムには関与してなかったけどね。だがやつらは今君が言ったような技術をまさしく持っている。その技術というのは何等かの形でDNAあるいはエネルギーの周波数に影響を与えるのさ。
君は形態形成場について話しているようだが、その場(訳注:フィールド)レベルでは誰もがどこにでも存在しているのさ。(訳者補足:個々の)全てのものが(訳者補足:一つの存在としての)全てのものなのさ。そういうわけで全てのものは何等かのエネルギーなのさ。僕はそう信じたいんだ。もし、僕が君という存在に親近感を持っているとしたら、僕が君だと信じているとしたら、僕は君なのさ。なぜって、我々(訳者補足:の中の自分)はお互いに我々(訳者補足:の中の他人)なんだよ。我々はどこにでも遍在しているんだよ。
それで、僕が思うに、やつらはDNA内のある人物に関する個別的記憶を書き換えてしまう技術を発見したのさ。君が言っているようにフィールド内の周波数を変えてしまうのさ。
まあ、これは僕の推測に過ぎないがね。
デイヴィッド
私は秘密宇宙プログラムに関する内部通報者であるジェイコブから話を聞きました。彼は相当深いレベルまでこのプログラムに関わっていて、彼はポータルを通って2,000以上の地球圏外の場所に行ったと主張しています。彼はとても信頼できる人物です。
彼が言うには、あるエリートたちはそういう技術を保有しているそうです。どうも彼らは(訳者補足:クローン技術で作成した)彼らの若い肉体のヴァージョンに彼らの個性や意識を移植することができるマシーンを保有しているようなのです。彼らは新しく造った若い肉体に乗り移れるのです。
エメリー
そうさ。
デイヴィッド
意識の宿主としての肉体を一方からもう一方へと移動させることに関して、何か他に知っていることはありますか?
エメリー
ないなあ。だが、やつらが別の生き物を使ってそれをやったことは見たことがある。
デイヴィッド
本当ですか?
エメリー
ああ。100%確実さ。やつらはそれができるのさ。僕が出席していたある報告会でそのことを聞いた。意識に似たようなものを移植するんだ。君の言っている個人のエネルギー場をダウンロードするっていうやつさ。
間違いない。僕はそれが本当だと信じてる。見たわけじゃないけどね。
デイヴィッド
このようなクローン生物の生存期間が短い理由な何でしょうか?
エメリー
どんな時期にどんな細胞を使っても問題が起こると思うね。幹細胞(訳注:肝細胞のように既に特定の役割を担う細胞に分化してしまった細胞は同じ肝細胞にしか細胞分裂をすることができない。幹細胞とはこのような特定の役割を担った細胞に分化する前の段階の細胞であり、細胞分裂によって自己増殖できる他、赤血球やリンパ球などの特定の役割を担った細胞に分化する能力も備えた細胞のことを言う。受精卵の細胞分裂の初期段階で形成される胚性幹細胞はこの典型的な例である。)の段階で既に問題が発生しているのだと思う。それを採取して増殖させてみても、よろしくない細胞が現れてくるのさ。
更に事を進めてみても、突然変異のような問題が更にたくさん出現してくるといったことがよくある。我々が思っているのとは違う突然変異が始まってしまうのさ。
我々がそこに留まることを余儀なくされるある限界があるに違いないんだ。もしくは、我々は完全だと思っていてもまだ完全に至っていないというケースも予想できる。
何かがあるんだと思うね。多分、予期されていないような何かがね。それで、そういうやり方でクローンを作成した時、いつも不健康なクローンが出来てくるんだと思う。
デイヴィッド
もし、我々が、お馴染みの、多分カバールのメンバーだと思われる年代物の警告者であるビル・ウーハウス(訳注:エリア51で働いていたとされる技術者。彼はグレイと一緒にUFO技術を導入した空軍の練習用フライトシミュレーターを作成したと主張した。)の話したことに戻るならば、グレイは大災害によって大幅に人口が減った未来の人類であり、彼らは自分たちをクローニングで作成していると主張しています。それで、そのクローニングはコピーをしすぎて字や画像がおかしくなり始めた複写物のようです。彼らがやった事は糖尿病の神経症のようにおかしくなりました。
遺伝子のクローニングで発生した神経症のようなものです。それで、彼らは彼らの遺伝子のストックを再賦活するために我々を誘拐しに現代に戻って来るのだと彼は主張しています。
もし、それが嘘だとしてなぜそのような作り話が作られたのでしょうか?その目的は何でしょうか?
エメリー
コメントできないな。その話は正確には知らないんだ。
デイヴィッド
分かりました。
エメリー
僕が言えるのは、もし、彼らが本当に地球外生命体ならそして自分たちをクローニングしているのなら、彼らは多分、完璧な種族だということさ。だから、彼らは既に突然変異を100%制御できているだろう。
もし彼らが本当の種族でないとしたら、クローニングから発生したハイブリッドだとしたら、・・・
デイヴィッド
ああ!
エメリー
それで、彼らが学習能力があって彼ら独自の文明を居住地で築き上げるほど賢いのなら、そして地球か他の惑星か何かを乗っ取りたいと思っているのなら、彼らはクローニングに失敗している可能性がある。
デイヴィッド
もし、年代物のUFO学に関する情報に戻るのであれば、我々はたくさんの報告を見ています。新生児と呼ばれている何かを記述しているものを。そして、その報告書の中では、もし、胎児が子宮内で受ける圧力なくして発育することが許されるならば、その頭部は大きくなり、まさしくグレイのような、成人しても胎児のような体型を維持するだろうと述べられています。
そういうわけで、あるUFO学者は、グレイのことを子宮の代わりにある種の桶や管の中で育てられた地球人類の可能性があると推測しています。
エメリー
ああ。その可能性はある。多くの地球外生命体が人間のDNAを導入したハイブリッドである可能性がある。本当にそうかどうかは分からんが。
僕はそう堅く信じている。なぜって、そういうのを見てきたからね。そう、見てきた。
デイヴィッド
他にはトラと人間のハイブリッドのようなものを認知したことがありますか?直接報告を受けたとか、それを見学することを許可されて見たとか。
エメリー
ああ。他にはマナティー(訳注:海藻や水草を食べる水生哺乳類の種群で、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、カリブ海諸国の一部、南アメリカ大陸に4種類が生息している。)みたいなやつがある。
デイヴィッド
本当ですか?
エメリー
ああ。マナティー、セイウチ、アザラシみたいな感じのやつさ。そういうのを使って作ったやつだ。とてもとても気味の悪い姿だった。不格好で見た時は死んでいた。
僕はやつらが実施している哺乳類と人類のDNAを混合するプロジェクトの成果の一部だと信じている。
僕はやつらが何をしようとしているのかは知らない。だが、体の上の方に腕と手がついていた。
デイヴィッド
ちょっと補足してみましょう。あなたは我が政府やカバールが海中に基地を保有しているという情報を聞き知っていますか?
エメリー
ああ。
デイヴィッド
あなたが知っていることに関して、その基地はどんな役割を担っているのですか?どのように海底に基地を建設するのですか?教えてください。
エメリー
そういう基地は既に数百万年間そこあって機能し続けてきたのさ。それでやつらがそれを引き継いだのさ。それはいろいろな異なった地域の異なった地方に発見されている。
それで、その基地のほとんどは海底の泡みたいなやつではない。それらは実際、海底下の地殻の中にある。
デイヴィッド
分かりました。
エメリー
やつらはそこで本当に基地を作っちまうんだ。やつらはそれを下から上に作るのさ。やつらはツーバイフォーの角材や鋼材を海上から海底に下ろすようなことはしないのさ。
とても複雑で進歩したやり方で海底の地下研究室は作られるんだ。
海底の研究室は世界中に存在している。
デイヴィッド
海底の研究室と呼ばれているんですか?
エメリー
海底の研究室さ。そうさ。世界中にある。
デイヴィッド
分かりました。
エメリー
とても小さいんだ。海底には小さいやつしか見えない。だが、その地下に本当に基地があるのさ。
デイヴィッド
ふう。
エメリー
そいつは海底の地殻の下に、岩層の下にあるんだ。
デイヴィッド
最初に深く掘ってから下から上に向かって建設作業を進めていくわけですね?そうやって侵食や岩盤崩落による浸水なんかを防ぐんですね?
エメリー
それが言うまでもなく最も安全な方法なんだと思うよ。
デイヴィッド
ああ、なるほど。
エメリー
それは機密事項なのさ。かなり昔にニューメキシコ州のタオスで謎のハミング音が聞こえる事件が起こってから、やつらはこういったトンネルを作っていることを人々が気づくんじゃないかと心配していたんだ。だが今は、やつらは別の方法を使っている。
もちろん、やつらは岩を溶かしてトンネルを作るのであって旧式のドリルなんか使わないのさ。直径が150フィート(訳注:およそ45.7メートル)ぐらいの古代のドリルさ。わかるかい?
デイヴィッド
分かります。
エメリー
ドリルなんて時代遅れなのさ。
デイヴィッド
懐疑論者たちは、我々はそんな海中深くになんか到達できる能力を備えた潜水艦なんか持ってはいないと言うでしょうね。水圧がどんな文明の利器でも押しつぶしてしまうだろうと言うでしょうね。
それで、どうやって水圧という制限要因を克服できるんだ?って。
エメリー
いやいや。やつらは潜水艦なんか使わないのさ。やつらは異星人の技術をまねて作った乗物を使うのさ。
独自の重力を形成して、その重力場の中に入る。そうすると、水圧で押しつぶされたりしないのさ。
そういうのを形成できる。だから宇宙に行けるのさ。だからUFOか何か他の乗物で水中に飛び込んでどんどん進んで行けるのさ。形成された独自環境の中を、独自に形成した重量場の中をね。だから、やつらにとっては人員や装置や何やらを輸送するのは簡単なことなのさ。
だが、やつらはいつもそういうトンネルに直接リンクするのさ。それが全てさ。世界中にそういうトンネルがたくさんある。
デイヴィッド
例え水圧があったとしても、やつらはそれを相殺できるほどの重力を発生させることができるというわけですね?
エメリー
まさしくその通り。もちろん、やつらは次元を超えて大きさを変えることもできる。
デイヴィッド
どんな風にですか?
エメリー
まあ、非物質化の一種だな。そこには存在してはいる。だが、ほんのわずかにこの物質固有の周波数から外れるのさ。それで、この惑星の科学的法則に支配されなくなるっていう寸法さ。
デイヴィッド
へえ~。
エメリー
それでその周波数は他の全ての惑星向きなのさ。そういうわけでやつらはどこにでも行けるというわけさ。やつらは地球を経由してあっという間にそっちに行っちゃうのさ。
乗物に乗ってすぐに飛んで、あの木に向かうのさ。なぜって、そこに行きたいからさ。それで、その木を見るや否や、乗物は次元を変えてしまうのさ。小さくなったり、少し周波数を変えてみたりして、その木を通り抜けたりぐるぐる回ったりさ。やつらはこんな感じでやってのけるのさ。
(後半に続く)