神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

海外ETF投資ではSBI証券を、iDeCoは楽天証券かマネックス証券を選ぼう。

おはようございます。

これから投資を始める方にとって、どこの証券会社で取引を始めるかは悩みどころの一つかと思います。

結論から言いますと、口座開設すべきなのは

1) 住信SBIネット銀行+SBI証券

2) 楽天銀行+楽天証券

この2つです。

マネックス証券もiDeCoにeMAXIS Slimシリーズが採用されているのは大きな魅力ですが、やはり同系列の銀行との連携の良さは見逃せません。

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ネット銀行とネット証券はセットで口座を作ろう

SBI証券は、住信SBIネット銀行の口座と連携させて初めて100%の力を発揮します。

楽天証券も同様で、楽天銀行の口座と連携させて初めて本領発揮です。

SBI証券と楽天証券に関しては、ネット証券の頂上決戦レベルですので、どちらをメインで利用しても大差はありません。

細かい違いとしては、

1) 海外ETF・外国株投資ならば為替コストが有利なSBI系列を

2) iDeCoは楽天・バンガード・ファンドの商品が採用されている楽天証券を

3) 楽天スーパーポイントを少しでも貯めたい、もしくは楽天スーパーポイントを利用して投資をしたい人は楽天証券を

選ぶとよいです。 

 

海外ETF・外国株投資ならばSBI証券

海外ETF・外国株投資に関しては、メジャーな銘柄であればSBI証券、楽天証券ともに採用されていると思います。

SBIを利用する最大のメリットは、住信SBIネット銀行では

1) 外貨普通預金のドル買付時の為替コストが4銭

2) 外貨積立のドル買付時の為替コストが2銭

だからです。

楽天の場合は、25銭ですね。

「たったの20銭の差か」と思われるかもしれませんが、取引金額が大きくなると馬鹿にならない差になります。

SBI証券のFX口座を利用すればもっと格安でドルを仕入れることも可能ですが、あまり一般的ではありませんのでここでは割愛します。

 

iDeCoならば楽天証券かマネックス証券

iDeCoの口座は楽天証券かマネックス証券で開設することをおすすめします。

ちなみに、私はSBI証券のiDeCoを利用していますが、商品ラインナップがやや弱いです・・・

iDeCoはいったん始めてしまうと、口座移管手続きがかなり面倒くさいので、初めによく検討された方がよいです。

口座移管の手続きの時には、

1) 移管元の金融機関の運用商品はいったん全て現金化される

2) 移管手続き完了まで2〜3ヶ月かかる

のがデメリットです。

2〜3ヶ月の間に相場が大きく変動するリスクがありますので、些細なことでは手続きしづらいですね。

 

楽天証券の強み

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楽天証券の強みは、なんといっても

1) 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)

2) 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)

をiDeCoで積み立てることが可能な点でしょう。

所得控除の恩恵を受けながらVTIやVT相当の商品を積み立てることができ、しかも運用益は非課税とは夢のような話ですね。

 

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マネックス証券の強み

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マネックス証券の強みは、なんといってもeMAXIS Slimシリーズがラインナップされていることです。

iDeCoの場合、サラリーマンの方は掛け金の上限が12,000円〜23,000円しかありませんので、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」一択でよいと思います。

どうしても新興国市場にも投資したければ、eMAXIS Slim新興国株式インデックスも有力候補ですが、月2万円であれこれ分散しても大差ない気がしますね。

 

つみたてNISAはネット証券大手3社どれでもよい

つみたてNISAに関しては、3社とも商品ラインナップに大差ありませんので、どこの証券会社を選んでもよいでしょう。

3社全てで、

1) eMAXIS Slimシリーズ

2) 楽天・バンガード・ファンドの商品(楽天VTIと楽天VT)

3) iFree S&P500 インデックス

が購入できますから、どこでも問題ありませんね。

私の場合は、楽天スーパーポイントで投資信託の買い付けが可能な楽天証券を選びましたが、実際にポイントでの買付に対応するのは夏以降のようです。

あまり過度な期待はしすぎないように、気長に待ちたいと思います。

 

まとめ

海外ETF・外国株投資では、為替コストの安いSBI系列を利用しましょう。

iDeCoは楽天証券とマネックス証券の商品ラインナップが魅力的に見えます。