日本人登山家の栗城さん、8度目のエベレスト挑戦で死亡

2018.05.22 Tue posted at 19:19 JST

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(CNN) 世界最高峰エベレスト(8848メートル)に8度目の挑戦で登頂を目指していた日本人登山家、栗城史多(くりきのぶかず)さんが21日、遺体で発見された。死因は低体温症だった。

栗城さんは7400メートルまで到達したところで体調を崩し、下山する途中で連絡が途絶えた。

装着していたヘッドランプの光も確認できなかったため、チームが栗城さんのルートを捜索し、遺体を発見したという。

栗城さんは2009年からエベレストへの挑戦を繰り返していた。12年には凍傷で両手9本の指を失い、ピッケルを握ることさえ難しくなったが、15年にはネパール大地震による大規模な雪崩以降で初の登山者となった。

さらに16、17年と挑戦を続けたものの、悪天候で断念していた。

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