ロボットが人間の作業を見るだけでそのやり方を学習できるという、今までにないディープラーニングベースのシステムをNVIDIAの研究チームが開発した。同社が米国時間5月20日に発表した。この技術を利用すると、人間とロボットのコミュニケーションが強化され、両者が同じ場所でよりシームレスに協力して作業を行えるようになるという。
NVIDIAの研究チームは次のように説明している。「ロボットが実際の環境で人の役に立つ作業ができるようにするには、その作業の内容をロボットに簡単に伝えられるようにする必要がある。したがって、目標を伝えるとともに、その目標を達成するための最適なやり方についてヒントを与えることが必要だ。ユーザーはデモンストレーションによって作業の内容をロボットに伝え、その作業を最もうまく行う方法についてヒントを与えることができる」
NVIDIAはこのプロセスを示す動画も公開している。
同チームは、5月21日から25日までオーストラリアのブリスベンで開催されるロボティクスとオートメーション分野の国際会議「ICRA 2018」で、この研究成果を発表する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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