2018-05-21
ジョブギャランティはケインズ主義的か、マルクス主義的か?
経済 |
クリス・ディローが、ジョブギャランティ計画の長所として以下を挙げている。
- 仕事を提供することにより、失業に伴う様々な苦難を軽減させる。
一方、欠点として実行可能性を上げ、そこで一昨日紹介したTim Taylorのエントリにリンクしている。また、右派的な政府によって単なるワークフェアに堕する危険性も指摘している。
さらに、以下のケインズ主義的というよりはマルクス主義的な性格により、資本家をむしろ委縮させてしまう可能性も指摘している。
- 資本主義的な雇用をクラウドアウトしてしまう可能性
- ただしこれについては、利益をもたらす活動だけが経済価値を持つわけではなく、ジョブギャランティで提供が想定される非市場的な仕事にも経済価値はある、という反論が考えられる(cf. Kate Aronoff)。
こうした側面が強く出れば、ジョブギャランティは一種の過渡的需要(transitional demand)となり、社会主義への一里塚になる、とディローは述べている。ただ、最終的にケインズ主義的になるかマルクス主義的になるかは本当に分からない、とも述べている。
- 18 https://t.co/FmsXf4MvhT
- 7 http://htn.to/esZi3ZXU
- 2 http://search.minakoe.jp/rsss/rsss.asp?qry=domain:hatena&qry=domain:hatena&multi=1
- 2 http://www.google.co.uk/url?sa=t&source=web&cd=1
- 2 https://t.co/FmsXf4MvhT?amp=1
- 1 http://a.hatena.ne.jp/morningrain/
- 1 http://a.hatena.ne.jp/tetuo-741/
- 1 http://b.hatena.ne.jp/ookitasaburou/favorite
- 1 http://d.hatena.ne.jp/keyword/??????
- 1 http://d.hatena.ne.jp/keyword/Micro