Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

キャサリン妃の大好物 古き良き英国デザートのレシピ

3回の出産を経てもなおスリムな体型を維持しているキャサリン妃

19日のロイヤルウエディングでも、白の素晴らしいドレスをお召しになって、すっかり体型は元どおりに。

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妃の最愛ブランド「アレキサンダー・マックイーン」のスーツですね。

体型管理も王室の重要なつとめですが、キャサリン妃の大好物デザートがあるそう。

イギリスの伝統的なスイーツ「スティッキー・トフィー・プディング」

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プディングといっても、私たち日本人が想像する「プリン」とは全くの別物なんです。

スポンジの上に温かいカスタードやカラメルソースをかけたデザートで、

田舎のパブやカフェでよく出される、英国人にとってノスタルジックな伝統スイーツ。

なかでもキャサリン妃オススメは、バークシャースタンフォード・ディングリー村にある「The Old Boot Inn オールドブートインというパブのもの。

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The Old Boot Inn - Pub in Stanford Dingley near Theale, Reading, Berkshire

家族で訪れたことがあるというキャサリン妃、必ずこのプディングを頼むのですって!

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そんなことが報道された日には、イギリス・ヨーロッパどころか、全世界からそのパブに問い合わせが殺到。ついにシェフがレシピを公開することに。

英国以外ではなかなか食べるチャンスのないこのプディング。ホームメイドで挑戦! 

<材料>
スポンジ : デーツ(種を除き、細かく刻んだもの) 220g  お湯 1と1/4カップ
     バター 1/2カップ(大さじ3と1/2はスポンジに。残りはケーキ型に塗る)
     ブラウンシュガー 1カップ ベーキングソーダ 小さじ1
     卵 2個 糖蜜 大さじ2 メープルシロップ 大さじ1
     バニラエッセンス 小さじ1 ベーキングパウダー入りの小麦粉 2カップ

ソース部分 :  砂糖 1/2カップ バター 大さじ7 生クリーム 170g

<作り方>

1. ボウルに、沸騰した湯とデーツを入れておく。

2. 水を張った天板を入れ、オーブンを190℃に予熱。

3. 20cm角の型にバターを塗る。ボウルに、バターとブラウンシュガーを入れ、電動ミキサーで混ぜ、なめらかになったら卵を入れる。糖蜜メープルシロップとバニラエッセンス、ベーキングパウダー入りの小麦粉を入れる。

4. 湯で柔らかくしたデーツを、フードプロセッサーにかけてピューレ状にする。ベーキングソーダを加え、3のスポンジ生地と混ぜ合わせ、型に流し入れ、35分焼く。

5. 冷ましている間にソースを作る。鍋を中火にかけ砂糖を溶かし、褐色に色づいたら生クリームを加えとろみがつくまでかき混ぜる。

6. スポンジを正方形に切り、ソースをかけて出来上がり。

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バニラのアイスクリームを添えるのも、英国ではメジャーないただき方だそうです。

さっそく試してみて!

www.bbcgoodfood.com

【kotorioからのひとこと】

ちなみにエリザベス女王が旅行中にまで召し上がっているという大好物は「チョコレート・ビスケットケーキ」。

ウィンザー城を訪れる際には、車内にケーキ専門のシェフを同乗させ、食後のデザートを楽しんでいるとか。英王室に伝わる秘伝のレシピ、次回ご紹介!

ウィリアム王子とキャサリン妃のウェディングにも採用されたそう。