こんにちは。最終皇帝です。
箱・説明書無しの中古ゲームを買うとき、タイトルとパッケージの画だけで、中身を想像することはよくありますが、今回ほど、想像と全く違ったことはないかもしれません^^;
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今回紹介するゲーム
さて、今回は「ジャングルウォーズ」です。パッケージからして、レトロな雰囲気がムンムン漂ってきますね^^;
価格
BOOK OFFにて、540円で購入しました。バーチャルコンソールでは、発売されていないようです。
あらすじ
ここはとあるジャングル。いつものように、朝早く起きたジャングルボーイこと、「最終皇帝」君は、ジャングルのヒーロー「ジャングルパパ」と一緒に、ジャングルの見周りをするのだった。聞くところによると最近、悪いやつらが暴れ回っているようだ。
そんなこんなで、見回りを始めようとすると突然、ゴート団のアピーニ・ゴートという女性が襲いかかってきた。しかし、ジャングルパパの手にかかれば、他愛も無い相手。すぐに逃げ出してしまった。
気にせず見回りを続ける2人であったが、船着場の船を調査した際に、スキを突かれ、アピーニ一に取り囲まれてしまった。ジャングルパパは、最終皇帝だけでも逃がそうと、彼を海に放り出したのだった。
「必ず、ゴート団の手から、ジャングルを守るのだ!」という言葉を残して。。。
漂流しながらも、一命をとりとめた最終皇帝は、ジャングルパパを救出すべく、ゴート団が潜んでいるという「都会」へ冒険の旅にでるのであった。。。
(結構真面目に書いてしまった^^;)
ゲームシステムなど
ドラクエのように、フィールドを歩き回り、待ち構える困難を1つずつ解決し、ラスボスに近づいていく、まさに王道のRPGです。どことなく以前紹介した「桃太郎伝説外伝」に似ています^^
戦闘
戦闘は良くあるRPGのターン制バトルとなっています。戦闘時に使えるコマンドは以下のようになっています。
- こうげき:通常攻撃。
- もちもの:アイテムを使います。
- さけぶ:相手をビビらせます(笑)
- にげる:戦闘から離脱します。
- ぼうぎょ: 防御して敵からの攻撃のダメージを軽減。
なお、冒険途中に仲間になるキャラクターは上記以外に、「じゅもん」や「きのみ」といった特殊コマンドが用意されています。
パーティー制
上でも少し書きましたが、パーティー制のシステムとなっています^^
プレイ時間
なんだかんだ20時間弱ぐらいかかったと思います。
良い点・楽しい点
独特の外し感
監修に桃太郎シリーズでお馴染みの「さくまあきら」さんが加わっているため、ストーリーの中に、ギャグ要素が盛り込まれています^^
サクサク進む
イベントをクリアしないと次のフィールドに進めないようになっているため、あまり迷うことが無いです。サクサク進みます^^
細かいところまで作りこまれている
あるアイテムを持っていると、レベルアップ時に全回復する仕様や、フィールド上の海に波打つアニメーションが施されたりと、結構細部にこだわって、作りこみがなされています。
戦闘メッセージの自動スクロール
よくあるRPGの戦闘では、メッセージのスクロールをするためにAボタンの連打が必要になりますが、このゲームは自動でスクロールしてくれます^^ 親切設計です。
呪文を覚えたとき、同時にその呪文の効果を教えてくれる
桃太郎伝説外伝の仕様にもありましたが、レベルが上がり、呪文を覚えたタイミングで、その呪文の効果から消費MPまで教えてくれます。こちらも親切設計ですね、好感が持てます^^
悪い点・残念な点
ちょっとストーリーが荒い
ジャングルパパを助けに行くはずなのに、仲間の親父を探したり、友達を助けたり、困っている人を助けたり、ストーリー展開がちょっと飛び飛びになってしまい、途中で最終目標が何だったか、分からなくなってしまいました^^;
フィールドを歩くときのスピードがギコい
一歩歩くごとに、一瞬動きが止まり、ちょっと動きがぎこちないです^^;
通常戦闘で敵を倒した後のBGM
モンスターを全員倒した後に、「全員倒したぞ」的なBGMが流れるのですが、そのBGMがちょっと長いです(3秒ちょいぐらい)。何故これが悪い点かというと、そのBGMが流れきるまで、フィールド画面に戻らないからです。
通常戦闘は、RPGのプレイ時間の大半を使うため、無駄に長い部分は不要です。もう少しサッパリした曲にしてもらえると、レベル上げ等もサクサク進んで良かったかなと感じました^^;
エンカウント率
おそらく乱数を使用しているのか、エンカウント率が相当荒いです。1,2歩歩いただけで、出会うときもあれば、数十歩歩いても出会わないときもあります^^;
敵が急に恐ろしく強くなる
終盤に向かうに連れ、敵が強くなってくるのは分かるのですが、少々急激すぎるかと^^; 「じゅもん」が使えなくなると、どうしようもなくなる場面もちょいちょいありました(笑)。
その他
親父がワイルド
親父(ジャングルパパ)の行動・言動がワイルドで笑えます(笑)。「ルー大柴」さんと「少年アシベ」の天堂先生が混ざったような人物です( ´∀`)
個人的な評価
オススメ度
★★★★☆ (オススメします)
ストーリー性と、ゲームバランスに若干気になる点はありますが、ボリューム感もありますし、ゲームシステムも悪くないです。1991年に発売されたゲームボーイのRPGにしては、かなり良くできています^^
レトロゲームのRPGを楽しみたい方にオススメします。
最後に
購入時は、パッケージの絵とタイトル名から、アクションゲームだと思っていたので、物凄い意表をつかれました^^;