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玉田が光 グラ13戦勝ちなしでW杯中断へ

2018年5月21日 紙面から

名古屋-柏 後半、2点目のゴールを決め、シャビエル(左から2人目)らに迎えられる玉田(左端)=豊田スタジアムで(浅井慶撮影)

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 名古屋グランパスは柏に2-3で敗れ、13試合勝ちなしでW杯による中断期間を迎えることになった。MF玉田圭司(38)がチーム日本人今季初ゴールを決めて追いすがったが、一歩及ばなかった。首位の広島はC大阪に敗れ、連勝が4で止まった。2位のFC東京は鳥栖と引き分け、川崎は中村の2ゴールなどで清水に3-0と快勝し、3位に浮上した。札幌は神戸に大敗し、12戦ぶりの黒星で5位に後退した。J1はワールドカップ(W杯)ロシア大会へ向けて中断し、7月18日に再開する。

 後味の悪い敗戦だった。後半ロスタイムの49分。FWジョーが柏の日本代表GK中村と交錯しながら放ったシュートが決まり、土壇場の同点劇と思いきや、まさかのオフサイド。中村が動けないまま主審が試合を終わらせ、13戦勝ちなしが決まった。敗戦への不満をぶちまけるような大ブーイングが、審判団に浴びせられた。

 前半にも微妙な判定で得点が取り消された。0-1だった35分、DF和泉がCKからつないだボールを振り抜いてネットを揺らした。同点と思われたが、味方が前線に残っていたとするオフサイドだった。

 ただ運に見放されても仕方ない内容だった。1-1で折り返した後半2分、CKを柏の中山に頭で合わされてあっさり失点。同11分にはDF畑尾が高いボールを処理にもたつく間にボールに奪われて3点目を失った。

 

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