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松坂劇場 緊急降板から中6日で2勝目

2018年5月21日 紙面から

中日-阪神 阪神打線を6イニング3安打1失点に抑え2勝目を挙げた松坂(谷沢昇司撮影)

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 ナゴヤドームがマツザカ劇場の舞台と化した。20日の阪神戦、先発の松坂大輔投手(37)は6イニングを3安打1失点、7奪三振の快投。打ってはプロ20年目にして初のマルチ安打をマークした。前回登板では、右ふくらはぎに違和感が出て序盤に降板。その影響を全く感じさせず、移籍後初の中6日で2勝目。連勝の中日は4位に浮上した。

 1週間前の影響を松坂は感じさせなかった。プレーボール直後、阪神の先頭打者・植田は初球をセーフティーバント。右腕は自ら打球を追いかけ、冷静に最初のアウトを取った。「イラっとしましたよ」。ここからギアを上げたかのように、イニングまたぎで3人を連続三振に。以降も虎打線に的を絞らせない。移籍後初の中6日登板は6イニングを3安打1失点。満員のファンの前で2勝目を手にした。

 「(投球の)状態はあまり良くなかったけど、ここ何試合で唯一信用できるカットボールを軸にして何とか試合をつくれた。最後までカットボール頼りでしたけど」

 6回1死から植田と糸原の連打で1点を失った。だが大崩れしない。福留には「頭の中で決めていた。思った通りに投げられた」というツーシーム。内角のボールゾーンからホーム上をかすめるフロントドアで見逃し三振に。福留も思わず「ストライクなの?」と言いたげな表情。続くロサリオも打ち取った。

 

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