iOSのSandbox内で動くオープンソースのターミナルアプリ「OpenTerm」のクローンアプリがApp Storeに有料アプリとして登録される。詳細は以下から。
OpenTermはベルギーSilverFoxのエンジニアLouis D’hauweさんが2018年01月から開発を続けているiOSのSandbox制限内で動作するオープンソースのターミナルエミュレータアプリで、昨日スクリプトCubやタブ、新しいコマンド、ANSIカラーサポートした最新バージョンとなる「OpenTerm v2.0」がリリースされましたが、このOpenTermのクローンアプリが有料アプリとしてApp Storeに登録されているそうです。
開発者のLouisさんによると、このクローンアプリはHabib Alejalilという開発者によってオリジナルのOpenTermのカラーやアイコンが変更されただけで320~720円の有料アプリとして販売されており、同様の問題はMac用画像圧縮アプリ「ImageOptim」やプロトタイプツール「Sketch」、Mac/iOS用スニペットアプリ「Dash」などでも発生していました。
また、このツイートに対し複数の開発者がオープンソースで開発&公開しているアプリの偽物(Copy Cat)が多く販売され悩まされているとリプライしたり、ライセンスをMITからGPLへ変更しAppleに報告すべきだといったコメントが出ているので、興味のある方はTwitterのリプライをチェックしてみて下さい。
- OpenTerm – App Store
- louisdh/openterm: OpenTerm, a sandboxed command line interface for iOS – GitHub