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- 中日対阪神 勝利を挙げた高橋遥(左)はメッセンジャーに頭をなでられる(撮影・宮崎幸一)
<中日1-2阪神>◇18日◇ナゴヤドーム
阪神ドラフト2位の高橋遥人投手(22)が自己最長となる7回2/3を5安打1失点に抑え、今季2勝目を挙げた。
「梅野さんがすごく引っ張ってくれて、守備の方もいい当たり何球も捕ってくれたんで、楽に投げさせてもらうことができました」
8回2死三塁では、3番アルモンテをフルカウントまで追い詰めるも、直球が内角に外れて四球となったが「あの場面はもう、フォアボールでも仕方ないと思って、思い切り胸元を、梅野さんも『ついてこい』とベンチで言ってたので、結果フォアボールになってしまったんですけど、自分の中ではしっかり攻められたので、よかったのかなと思います」と振り返った。
失点は3回に浴びた大野奨のソロ本塁打のみ。自己最多の103球を投げ、4月11日広島戦(甲子園)以来のプロ2勝目をつかみ「勝てるピッチングができるように、毎試合しっかり投げられればいいなと思います」と、初々しい表情でヒーローインタビューに応えた。
前回登板した4日中日戦(甲子園)では、この日と同じ小笠原との投げ合い。6回を1失点に抑えたが勝ち負けはつかなかった。「前回は負けてしまったので、今日はしっかり勝ちに導けるようなピッチングができればいいなと思って、投げました」。若き左腕対決でリベンジを果たした。