を読んで「波が来たときにそれに乗れる準備をしておく」という部分に非常に共感したのでチャンスに対する自分の考えを残しておく。
ドアは正面についてるとは限らない
自分はこの事実に気付くまでに30年を要したが、物事を達成するために正面から玄関をノックしてお邪魔していく必要はない。自分がバカ正直に入り口の行列に並んでいる横で、風呂場の窓からひょいっと中に入っていく人を横目で眺めていた。昔は「あれは行儀が悪い。自分は絶対に待機列で耐える」と思っていたけど最近は違う。人生は短い。
これは架空の話だが、ある男がどうしても米国に行きたかったとする。会社でその枠を掴み取れるのは1名だとする。それに選ばれるにはどうするかという話だ。くじ引きで当選するのを待つ?いやいや。
自分が米国に行きたいことを1on1の度に、雑談の度に伝えるのだ。それだけじゃなくて、これこれしかじかのスキルを持つ自分を送り込むのがどれだけ会社にとって自然なことであり、将来的な利益になるのかストーリーを作るのだ。
エンジニアなら分かるだろう、
こんなん理由がないとブロックするだろう。
で、後はそれがどのくらい真剣で深刻で他に選択肢がないことなのか伝えるのだ。たとえば米国企業の内定がもうあるとか、ね。これはすべてフィクションだけど、そういうことだ。
で、これだけだと自分の都合だけを考えたクソ野郎なのでもちろんそんな幸運は降ってこない。やっぱり自分が何かを求めるからには、それと同等以上のことを相手に与えなければならない。普段から自分の責務を果たし、相手が困っているときにはそれを助け、言い方は悪いけど「貸し」を作っておくといざ自分がどうしても何かを相手にしてもらいたい時に利子つきで返ってくることもある。
で、冒頭の話に戻るんだけど、やっぱりチャンスというのは与えられるものじゃなくて自分からわしづかみするもんだと思うんだよね。みささんが
やっぱり波が来たときにちゃんとそれに乗れる準備をしとかないといけないと思うんですよね。
といみじくも仰ってるように、やはり帆を張ってるからこそ追い風は吹くのである。
ここまで書いたところで寝室のドアから愛娘がうなされる声が聞えるので添い寝してきます…じゃあの