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池田先生ご夫妻の韓国SGI本部訪問20周年を祝賀 富川市から名誉市民証 青年部友好交流団も出席し授与式 2018年5月20日

「世界が尊敬する桂冠詩人」と平和・文化への貢献たたえ
授与式の参加者が記念のカメラに。宋副市長(前列左から6番目)から名誉市民証が手渡された(素砂平和文化会館で)

 【ソウル】韓国・京畿道の富川市から、池田大作先生と香峯子夫人に、それぞれ「名誉市民証」が贈られた。長年にわたる平和・文化の活動と韓国SGI(創価学会インタナショナル)メンバーの社会貢献に対するリーダーシップをたたえるもの。授与式は18日(現地時間)、素砂平和文化会館で行われ、宋遺勉副市長ら市関係者が列席。同SGIの金仁洙理事長、金暻希婦人部長らと共に、竹岡青年部長を団長とする「韓国青年友好交流団」の代表が参加した。(記事=星野太一、写真=菅野弘二)

 「大恩人の国 大文化の師の国に 栄光あれ! わが韓国の 仏師(子)に 幸福あれ!」――1998年5月18日、池田先生ご夫妻は韓国SGI本部を初訪問し、先生は、こう記した。それは、韓国の同志にとって、忘れ得ぬ「師弟の原点の日」である。
 ちょうど20周年の節を刻んだこの日、素砂平和文化会館は、ひときわ歓喜に沸いた。
 同SGIの京畿第4方面の代表、また韓国を訪問した「韓国青年友好交流団」の代表らが見守る中で行われた、池田先生ご夫妻への富川市「名誉市民証」の授与式は大佳節を飾る式典となった。
 富川市の市長は金晩洙氏。同市は文化の薫り高い都市である。国内最高峰の富川フィルハーモニックオーケストラ、毎年夏に開催される国際映画祭で知られる。昨年、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の「創造都市」に文学の分野で東アジアでは初めて認定された。
 首都ソウルに隣接し、ベッドタウンとして人口が増加する一方、産業の発展も目覚ましく、未来への希望があふれている。
 この地でもSGIの同志は、地域に根差して長年、信頼と友情を育んできた。国土大清掃運動をはじめ図書贈呈、植樹運動など、「良き市民」として愛する地域の発展に尽力している。
 そうした同SGIの社会貢献に対する池田先生のリーダーシップがたたえられ、97年に韓国の自治体として初めて、富川市議会から池田先生に「顕彰証書」「市の鍵」が贈呈された。また2014年には、先生ご夫妻に「特別顕彰牌」が贈られている。今回の「名誉市民証」は、これらに続く栄誉である。
 授与式では、婦人部の無窮花合唱団が祝賀の合唱を披露。流麗な歌声で、式典に花を添えた。
 宋副市長から、代理の金理事長と金婦人部長に証書が手渡されると、場内は割れんばかりの歓声と拍手に包まれた。金理事長に続いて、宋副市長は「韓国と世界から尊敬される『世界桂冠詩人』の池田先生、そして香峯子夫人が名誉市民となられたことに、心からお祝いを申し上げます」と述べた。
 宋副市長も、SGIの同志が地域貢献に汗を流す姿を見てきた一人。「山と川に囲まれた、わが富川市が美しいのはSGIの皆さんの活動のおかげです」と感謝を表した。
 池田先生の期待の通り、韓国各地で地域貢献の模範と輝く同志の姿。“20周年の式典”が、その師弟の勝利を象徴していた。

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