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16-48.ザイクーオンの試練(3)
サトゥーです。人は誰でも、大なり小なり自己顕示欲や承認欲求というものがあるのではないでしょうか。それ自体は前に進む為のモチベーションとなる大切なモノですが、その欲求が肥大化したり他者と比較したりする事でしか満たせないというのは危険だと思うのです。
◇
「急に現れたけど、空間魔法?」
「それで巫女ちゃんはなんで浮かんでるの?」
勇者ハヤトの従者ルススとフィフィが問いかけてきた。
闘技場の決勝戦終了後に現れたオレと巌の巫女を見て怪訝そうな顔をするわけでもなく、ごく平静な感じなのが経験豊富な彼女達らしい。
『戦いに勝利し試練を果たせ』
空中に浮かんだままの巌の巫女を通じて、ザイクーオン神がそう告げる。
それと同時に闘技場の外縁に黒い線が描かれた。
「あたし達と戦うって事?」
「いいねぇ~。ちょっと消化不良気味だからさ。サトゥーが戦いたいって言うなら、いつでも勝負するよ?」
ルススとフィフィが獰猛な笑みを浮かべる。
掌に拳を打ち付けて、すごく嬉しそうだ。
巌の巫女が天に両手を差し伸べると、空の彼方から黄色い光が降り注ぎ、その光の中から三つの光の玉が現れてオレの方へとふよふよと漂ってくる。
『神の力を受け入れ、偉大なる使徒の末席に並べ』
いや、そういうのは遠慮します。
オレの内心を反映してか、黄色い光の玉がオレの胸の前で弾かれた。
『なぜ拒絶する』
普通は拒絶するよね?
どう考えてもバックドア入りに違いない「神の欠片」なんて。
巌の巫女が視線をルススとフィフィに向ける。
光の玉がふよふよとルススとフィフィの方へと流れるが、二人の周りに青い光の膜のようなものが現れて、それが光の玉を跳ね返した。
たぶんだけど、パリオン神の加護によるモノじゃないかと思う。
「神よ! 偉大なる我が神よ! あなたの下僕、聖戦士セヌマはここに!」
係員達が「カリオンの魔法戦士」達を競技場外に運搬するのと入れ替わりに、ザイクーオンの神殿騎士が飛び込んできた。
ふよふよと光の玉が神殿騎士に近寄り、値踏みするようにその周りを巡る。
「偉大なる我が神の恩寵あれば、パリオンの走狗共を討ち果たし、ここに尊きザイクーオンの御名を万民に知らしめましょう!」
神殿騎士が周囲を巡る光の玉に訴える。
なんだか、すごく必死だ。
「サトゥー、あの巫女さん、なんかやばくね?」
ルススの言葉に、視線を巌の巫女に向けると、目や口から黄色い光を発して昏倒するところだった。
どうやら、長時間の交神で限界が来たらしい。
彼女を包んでいた光の膜は解け、地面に横たわる。
AR表示によると衰弱が酷いものの、そのまま死に至るほどではないようだ。
「今、一度、この聖戦士セヌマに、あなた様の恩寵を!」
そんな同僚の窮地をスルーして、薄情な神殿騎士はなおも光の玉に願い続ける。
その必死さに打たれたのか、光の玉の一つが神殿騎士の胸に吸い込まれた。
AR表示が神殿騎士に「無敵戦士」というユニークスキルが増えた事を教えてくれる。
神の欠片を受け入れたからか、レベルもいつの間にか30から45へと上昇していた。
「おおおおおお! 全身に力が巡る! 神の力とはなんと偉大なのだ! もはや、我が前に敵は無い」
神の欠片を受け入れて万能感に酔いしれている感じだ。
「行くぞ、パリオンの走狗共! 覚悟はいいか!」
神殿騎士の身体の周りに黄色い光が瞬いている。
AR表示によると「無敵戦士」と「超強化」の二つの状態になっているようだ。
◇
「走狗ってあたしに言っているのか? 私は犬じゃなくて狼だぜ?」
狼耳族のフィフィが獰猛な笑みを浮かべて鼻の下を指でこする。
「じゃ、あたしはサトゥーね」
「ずるいぞ、ルスス! 誰がサトゥーと戦うかは、こいつを倒してから話し合おうぜ!」
ルススとフィフィの口論に苦笑を浮かべる。
試練の手前、戦わないという選択肢はなさそうなので、ややこしそうな神殿騎士の相手をしてくれるのはありがたい。
常識の範囲内の実力を開示するのは問題ないけど、一人で勇者の従者達と使徒を相手に無双するのはちょっとまずいと思うのだ。
「おのれ! ザイクーオンの使徒にして聖戦士たるこのセヌマ様を前に不遜なヤツらめ!」
暢気なルススとフィフィの会話に、神殿騎士が激昂し凄まじい速さでフィフィに迫る。
風よりも速い神殿騎士の剣が閃いて、フィフィの頬を切り裂いた。
「やるじゃん。速さだけならルスス並だ」
「くは、くはははは、神の力は偉大なり! ザイクーオンの神の恩寵を受けし――」
足を止めて力に酔う神殿騎士を、彼と同じ速さで接近したフィフィが蹴飛ばした。
そのまま場外負けを喰らうかに見えたが、外縁の黒い線の所に術理魔法系の透明な壁が現れて、神殿騎士を弾き返した。
これがザイクーオン神の贔屓でないのなら、場外負けはないらしい。
「なかなか、やる、な。パリオンの使徒共よ」
神殿騎士が口元から血を流しながら立ち上がる。
「あたしら、いつから使徒になったんだ?」
「さあ?」
フィフィの問いにルススが肩をすくめる。
「待ってるのも暇だし、あたしらも死合おうぜ?」
「ちょっと彼女の治療を先にしたいので、少し待って頂けますか?」
「ああ、いいぜ」
ルススの許可を貰ったので、巌の巫女の傍らに移動してアイテムボックスから取り出したエリクサーを飲ませる。
このタイミングを利用して、持っていた聖剣や魔法の杖を収納しておいた。
エリクサーで巌の巫女の身体的な傷も、魂の傷も共に治ったはずだが、疲労ゆえか未だに目覚める様子はない。
「なんだ? いつの間にかフィフィのヤツが押されてるじゃん?」
ルススの言葉に顔を上げると、確かにさっきまで攻めていたフィフィが防戦一方になっている。
変に思って神殿騎士を見てみると、レベルが55まで上昇し、ユニークスキルに「征遠弓士」というのが増えていた。
神殿騎士の周囲を巡る黄色い玉が一つ減っている。
どうやら、目を離している隙に、さらに神殿騎士を強化したようだ。
「ふん、ハヤトどころか、メイコやセイギにも及ばないね」
「おのれパリオンの走狗め!」
フィフィの挑発に乗って、神殿騎士が黄色い光を再度帯びる。
「偉大なるザイクーオン神から下賜された力はこの程度ではない!」
どうやら、征遠弓士の力はまだ使っていなかったらしい。
「――喰らえ!」
神殿騎士が剣を振ると、剣から光の矢が現れてフィフィに向かって飛んでいく。
しかも、途中で分離して10発近く増殖して降り注いだ。
着弾地点で土煙が舞い上がり、闘技場の地面が穴だらけになっている。
「なんか、やばくね?」
「確かに――」
ヤバイのはフィフィではなく、神殿騎士の方だ。
天罰事件の時に、ユニークスキルを使いすぎた勇者メイコのように、神殿騎士の身体の表面にも黄色い結晶が浮かび上がっている。
まだ、メイコよりは僅かだが、きっと限界は近い。
「――あ」
光の矢を避けきれず、一本がフィフィの右足を掠めた。
そこに注意が逸れた瞬間に、神殿騎士が迫る。
神殿騎士が黄色い光を帯びた豪剣を振る。
空気を引き裂き、その余波が闘技場の地面を一列に抉っていく。
こちらにも飛んでくる土ぼこりや小石を、「盾」の魔法で防ぐ。
土ぼこりを突き抜けてフィフィが飛び出る。
それに一拍遅れて、土ぼこりが左右に分かれた。
直後、空中にあったフィフィが振り向いて剣を振る。
フィフィの剣に火花が散り、空気を裂く音が周囲に響く。
どうやら、神殿騎士が不可視の斬撃で追い打ちを掛けたようだ。
続いて二撃、三撃と来る不可視の斬撃を、フィフィは回避しながら受け流す。
余波までは防げないのか、フィフィの身体に幾つもの傷が付き、赤い血が衣装を染める。
「手伝ってやろうか? フィフィ」
「うるさい! この程度で音を上げるフィフィ様じゃないよ!」
レベル差もほとんどない状態で、戦闘特化系のユニークスキル持ちが相手なのに、フィフィは未だに勝利を確信している感じだ。
「喜びな、聖戦士。試合じゃハヤト以外に見せた事のない技を使ってやる」
フィフィがゆっくりと呼吸を整えながら、神殿騎士を徴発する。
その技を凌ぐ自信があるか、と。
「来るがいい、パリオンの走狗。小娘の浅知恵など、ザイクーオンの神の恩寵を受けし聖戦士セヌマ様には通じぬと知れ!」
神殿騎士が慢心した顔で顎をしゃくる。
「あたしに流れる原初の血よ。神狼の血脈よ。今、古き記憶と共に蘇れ――」
ルススの青い瞳が光を帯びた。
失われた中二病が蘇りそうな詠唱だ。
たぶん、スキルを使う為の自己暗示の類いだと思う。
「――<獣化>」
ルススの身体から湯気のような白いオーラが噴き上がり、ぎちぎちと音を立ててルススの八重歯が牙のように変形する。
それに合わせて白いオーラが毛皮のようにルススの身体に纏わり付き、狼人のような外見へと変わった。
AR表示によると身体能力が五割増しになる支援効果が発生しているのが分かった。
その分、燃費が悪いようで、スタミナや魔力ゲージが凄い速さで減っている。
魔王戦で使わなかった理由は、この辺にあるのだろう。
「うおりゃああああああ!」
「ぬおぉおおおおおおお!」
神殿騎士の放つ光の矢を、機敏な動きで回避しつつフィフィが迫る。
その合間に面で襲ってくる不可視の斬撃を、白いオーラに覆われたフィフィが殴って打ち払う。
お互いに剣が届く間合いに入った途端、凄まじい剣の応酬が始まった。
フィフィが受け流した斬撃が闘技場を砕き、神殿騎士が跳ね返したフィフィの攻撃の余波が土ぼこりを吹き飛ばす。
「うわ、楽しそう~」
硬質な音と色鮮やかな火花を散らすフィフィと神殿騎士を見て、ルススが心底羨ましそうだ。
矛先がこっちに向きそうで怖いが、それよりも気になる事がある。
戦いの最中、幾度も神殿騎士の体表を黄色い光の波紋が流れるのが見えたのだ。
アリサ達転生者のユニークスキルとザイクーオン神由来のユニークスキルが同じかは分からないが、人の分を超える力を連続行使して無事で済むとは思えない。
「くらい、やがれ!」
フィフィが叫ぶながら神殿騎士に大技を繰り出した。
少し見逃したが、連続攻撃で神殿騎士の体勢を崩しつつ防壁を削ったところに必殺技を叩き込んだようだ。
直撃を受けた神殿騎士の防壁が砕け、彼の被る兜が吹き飛ぶ。
◇
「おおっ、やったか?」
闘技場の地面を転がっていく神殿騎士を見て、ルススが叫ぶ。
必殺技を放ったフィフィの方も、これまでの戦いで骨折し血だらけだが、ふらふらしつつも油断なく構えを取っている。
「――しぶといねぇ」
神殿騎士が剣を支えに身体を起こす。
そんな神殿騎士を徴発するように、不敵な笑みを浮かべたフィフィがくいくいと手招きした。
「ぐぬぬぬ――NぬぅおおおOおおおおOOおおお」
神殿騎士が天に向けて叫びを上げる。
その顔には黄色い結晶のようなものがくっきりと浮かび上がっていた。
――まずい感じだ。
「KくおいI」
黄色い光に包まれた神殿騎士の手が、彼の周りをふよふよと巡っていた最後の光の玉を掴む。
その手の中で、いやいやと逃れようとする玉を口に運び、そのまま嚥下した。
黄色い波紋が神殿騎士の体表を流れ、身体が一回りも二回りも大きくなり、鬼のような形相に変わっていく。
それに合わせて、彼のレベルが55から65へと上昇した。
増えたユニークスキルは「至高術士」だ。
――ZWAEEEE。
神殿騎士がザイクーオンの使徒みたいな咆哮を上げる。
どうやら、神聖魔法で自己強化したらしい。
「こりゃ、まずそうだ――」
ルススが身体強化系スキルを使って、フィフィの加勢に向かう。
そろそろ傍観しているのも不味そうだけど、気を失った巌の巫女を放置して参戦するわけにもいかない。
設置型のフォートレスを使えば安全は確保できるけど、衆人環視な場で使うのは少々憚られる。
「ぐぁああ」
「フィフィ!」
スタミナが尽きて獣化が解けたフィフィが、神殿騎士に殴り飛ばされて転がってきた。
ルススが神殿騎士と刃を交えているが、明らかに分が悪い。
神の欠片によってレベルが負けている状態で、更にユニークスキル、神聖魔法によるブースト、神器による「超強化」が成された相手との戦いだ。
「――ちっ。身体強化の二重がけでも敵わないか……」
フィフィを庇う為に神殿騎士からの上段攻撃を受けたルススが、地面にたたき伏せられて血を吐く。
――ZWAEEEEZWAEEEE。
神殿騎士が勝利の雄叫びを上げる。
その身体の周りにハリネズミのように光の矢を生み出した。
ロボットアニメのミサイル攻撃を彷彿とさせる軌道で光の矢が放たれ、闘技場の壁に激突して光と轟音、そして開場の人々の悲鳴や怒号を誘う。
闘技場の観客席を守っていた防壁が、ガラスのような薄片を散らしながら崩れていく。
――ZWAEEEEZWAEEEEZWAEEEE。
神殿騎士が哄笑を上げる。
さながら怪獣映画の悪役だ。
その悪役の視線がオレを捉えた。
どうやら、次のターゲットはオレらしい。
「何をやっているのやら……」
こんな事をしたら、ザイクーオン神への信仰が増えるどころか、排斥が起きても不思議じゃない。
まあ、今現在、主導権を持っているのは神殿騎士のようだし、ザイクーオン神の意図通りじゃないとは思うけどさ。
「ご主人様!」
観客席で待機していたリザが闘技場内へと入ってくる。
「リザ、手伝って」
「承知いたしました」
オレはリザと共にでこぼこの闘技場を駆け、二人揃って神殿騎士の顔面に飛び蹴りを入れる。
神殿騎士は防御しようとしたようだが、リザの魔刃砲による加速を追加した瞬動とオレの全速に反応しきる事ができるはずもない。
地面を転がっていく神殿騎士をスルーして地面に降りる。
「リザ、少しあれの相手をしていてくれ」
「承知」
嬉々とした顔のリザが、吹き飛ばされた神殿騎士の方へと駆けていく。
きっと、さっきまでのフィフィ達の戦いを見て、闘争本能が刺激されていたのだろう。
「サトゥー、みっともない、ところを……」
「喋らないでください」
咳き込むルススを制し、ルススとフィフィの二人に魔法薬を飲ませて応急処置を施す。
「良い薬だ」
「これならまだ戦えるけど――」
ルススとフィフィの視線が、神殿騎士を翻弄するリザに向く。
「――もう出番はなさそうだね」
「ああ、あの蜥蜴娘って、あんなに強かったのか……」
二人が悔しそうにリザを見る。
神殿騎士を圧倒していたリザが、尻尾と槍からの魔刃砲の雨を神殿騎士に叩き付けながら、こっちへ後退してきた。
「どうかしたのか?」
「ご主人様、あの者はなにかヘンです」
リザが神殿騎士を油断なく睨み付けながら囁いた。
彼女の野生の勘を信じて調べてみると、種族が「人族」と「使徒」の二重表示されており、「人族」の文字がかすれ始めていた。
「アリサが言っていた『ヌッカーに釘』というヤツでしょうか? 確かに槍が刺さったはずなのに、水を突いたような不思議な感触でした」
オレが聖剣で使徒と戦った時に感じたのと同じような感想だ。
どうやら、神殿騎士は使徒化しつつあるらしい。
神殿騎士の身体を黄色い光の波紋が、不安定な感じに流れる。
そして、その旅に彼の身体に黄色い結晶が色濃く面積を増やしていき、既に顔の半分が結晶に埋まるほどになっていた。
彼自身には何の思い入れもないが、このまま放置するのもまずそうだ。
「――セヌマ」
傍らから巌の巫女の声が聞こえた。
まずいタイミングで目覚めてしまったようだ。
※次回更新は 5/27(日) の予定です。
もしかしたら、1~2日遅れる可能性があります。
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