【ドラニュース】京田、打順組み替え2番大島と連打 ビシモヤ連続適時打呼んだ2018年5月20日 紙面から
打順反転が即効して逆転劇-。中日は19日の阪神戦(ナゴヤドーム)で、開幕から不動だった1番・大島洋平外野手(32)と2番・京田陽太内野手(24)の打順の入れ替えを決断。1点を追う6回にはこの2人が好機を演出して逆転に成功し、3-2で逃げ切った。竜が誇る韋駄天(いだてん)コンビの復調なくして、チームの浮上はない。 停滞が見えるなら、動かすしかない。6回に3点奪取の逆転劇。前夜のお返しで虎倒に成功した。1番に京田、2番に大島のスタメンは今季初。打順が反転した韋駄天(いだてん)コンビが口火を切り、主砲ビシエドの逆転2点二塁打につなげた。 「あの1イニングだけ。チャンスらしいチャンスはなかった」。森監督が満足げにうなずいた。7イニング1失点のガルシアも称賛に値する。ただ、0点では勝てない。沈滞ムードを振り払ったのは窮余の策とも言える新打線だ。6回無死から京田が右前に弾き返し、二盗に成功。ヤクルト・山田哲、DeNA・神里と並びリーグトップタイの11盗塁とすると、大島も中前に落として無死一、三塁。お膳立てを整え、ビシエドとモヤの連続適時打を引き出した。
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