「標準理論の次」狙う実験 新粒子観測巡り話題に

コラム(テクノロジー)
科学&新技術
2018/5/19 6:30
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日本経済新聞 電子版
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 現在の素粒子物理学の基本となる理論では説明が難しい実験結果が、スイス・ジュネーブ近郊にある大型実験施設で得られ、議論の的になっている。未知の素粒子が存在する兆候だとする見方がある一方で、まだデータが少なく、もっと実験を重ねてから判断すべきだという慎重な意見もある。日本も新鋭の加速器を使って検証する実験を始める予定だ。

 この実験は、欧州合同原子核研究機関(CERN)にある世界最大の「大型ハドロン衝…

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