5月6日にあったアメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学の定期戦。
そこで、日大の選手が悪質な反則タックルをし、関学大の選手を負傷させ問題となっている。日大の内田正人監督は19日、会見をし、監督を辞任する意向を表明した。
![内田正人監督(2017年撮影)](https://img.buzzfeed.com/buzzfeed-static/static/2018-05/19/3/asset/buzzfeed-prod-web-03/sub-buzz-1473-1526714973-1.jpg)
内田正人監督(2017年撮影)
報道によれば、内田正人監督らは19日、関学大の当該の選手や保護者に謝罪したという。会見はその後にあった。以下、会見の内容をまとめる。
反則行為の経緯について
![関学大の選手が日大の選手から悪質なタックルを受ける場面(画像中央)](https://img.buzzfeed.com/buzzfeed-static/static/2018-05/19/4/asset/buzzfeed-prod-web-06/sub-buzz-31835-1526717988-1.jpg)
関学大の選手が日大の選手から悪質なタックルを受ける場面(画像中央)
「関西学院大学から質問状が参っているので、真摯に受け止め、調査し、回答させていただく。原因に関しては、すべて私の責任」
辞任の判断はいつか
「問題が起こった時点で、若い学生の将来のために、私が辞任して、新しい日大を作っていかなければならないということで、考えはあった。だが、関西学院大学に直接お詫びしないと。その前に私が辞任してしまうと、それでは誠意がないということになる。そのあと辞任ということで考えていた」
「反則行為は監督指示」との報道について
![危険行為に関する日本大学からの回答を受け、記者会見する関西学院大学アメリカンフットボール部の鳥内秀晃監督(右)と小野宏ディレクター(17日)](https://img.buzzfeed.com/buzzfeed-static/static/2018-05/19/4/asset/buzzfeed-prod-web-04/sub-buzz-21618-1526718090-1.jpg)
危険行為に関する日本大学からの回答を受け、記者会見する関西学院大学アメリカンフットボール部の鳥内秀晃監督(右)と小野宏ディレクター(17日)
「文書でお答えしようと思っている。ネットなどに書かれていることを処理し切れない。精査して学連、関西学院大学に答える」
反則行為は咎めなかった
「私の判断の悪さで、ご批判は受ける。注意はしなかった」
(なぜ咎めなかったのかという質問に)「私の責任だと思っている。将来のアメリカンフットボールの練習、教育にも関係するので、連盟、関学大の方にお答えしようと思っている」
反則行為をした選手について
![グラウンドをランニングする日本大学アメリカンフットボール部員(17日撮影)](https://img.buzzfeed.com/buzzfeed-static/static/2018-05/19/4/asset/buzzfeed-prod-web-04/sub-buzz-22200-1526718214-7.jpg)
グラウンドをランニングする日本大学アメリカンフットボール部員(17日撮影)
「本人は、SNSで叩かれているので、僕の感じだと非常に気持ちの上で滅入っている印象を受けた」「(選手の退部については)私のところに連絡は来ていない」
「アメフトのイメージダウンでは」という質問に
「辞任するのですが、フットボールの良さというのは、変わらず、関係者、そして観る方も思っていただきたい。挽回するのも使命だと思っている」
Takumi Harimayaに連絡する メールアドレス:takumi.harimaya@buzzfeed.com.
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