1980年代後半から90年代初頭のバブル時代、多くの女性が着ていた「ボディコン」。第3週で、ふくろう商店街に「ぎふサンバランド」の営業にやってきた小倉瞳(佐藤江梨子)やディスコに行った鈴愛(永野芽郁)も着ていました。ボディコンとは、ボディー・コンシャスの略。これは「体を意識する」という意味で、体にフィットするニットなどの素材を使って、体のラインを強調した服のことをいいます。色はとにかく派手で、原色が基本。丈が短いワンピースが主流でした。
女性ファッションの定番「ワンレンボディコン」
また、ボディコンとともに「ワンレングス」と呼ばれる髪型が大流行。これは髪に段をいれず、前髪から後ろ髪までを同じ長さで切りそろえたロングヘアのことで、当時ボディコンと合わせて「ワンレンボディコン」という言葉が広く浸透しました。上京した律(佐藤健)が「ワンレンボディコンと知り合うまでは鈴愛に電話番号を教えたくない」と思うほど、当時は魅惑的なファッションでした。
バブルの象徴!鈴愛も踊った「ディスコ」
1990年前後には、全国的に名を馳せることとなる有名なディスコが次々とオープン。ダンスフロアには「お立ち台」と呼ばれるステージがあり、ボディコンを着た女性たちが羽根付きの扇子をヒラヒラさせながら踊っていました。初めてディスコに行った鈴愛も、周りの女性たちに合わせて踊っていましたね。当時のディスコは、まさに華やかなバブル時代の象徴だったのです。