19日にかけ暴風・雨・雪 警戒

低気圧の影響で道内は19日にかけて太平洋側西部で風が非常に強く吹くほか、ところによって激しい雨が降り、峠や山あいでは雪も降る見込みです。
気象台は暴風への警戒や、大雨による土砂災害、低い土地の浸水などに十分注意するよう呼びかけています。
札幌管区気象台によりますと日本海側にある発達中の低気圧の影響で道内は大気の状態が不安定となり、週末にかけて荒れた天気となる見込みです。
太平洋側西部では風が徐々に強まっていて、奥尻空港では午後1時前に25.2メートルの最大瞬間風速を観測しました。
19日明け方にかけては太平洋側西部と日本海側南部で風が非常に強まる見込みで、最大瞬間風速は陸上で35メートル、海上で30メートルと予想されています。
また波の高さは、太平洋側西部で5メートルとしける見込みです。
激しい雨が降るところもある見込みで、19日午後6時までの24時間に降る雨の量は、太平洋側西部と日本海側南部でともに80ミリと予想されています。
気象台は暴風に警戒するとともに、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。
さらに、上空に4月中旬並みの寒気が流れ込む影響で、19日から20日にかけて峠や山あいでは雪が降るところもある見込みで、オホーツク海側では10センチ、日本海側や太平洋側で5センチと予想されています。
気象台は積雪や路面の凍結による交通への影響にも注意を呼びかけています。