「ペコちゃん」 20日にお別れ 東武鉄道1800系ラストラン
20日に引退する1800系(東武鉄道提供)

 かつての急行「りょうもう」号で使われ、鮮やかな赤一色に白帯が入った車体色が目を引く東武鉄道の「1800系」が20日、引退する。1998年まで30年近く群馬県の東毛地区と都心をつなぐビジネスや旅行の足として重宝されたが、新型車両の登場で、近年は活躍の場が減っていた。引退後の保存などは未定という。

◎21日に引退記念乗車券発売

 同社によると69年に登場し54両が製造され、色合いから「ペコちゃん」の愛称で親しまれた。りょうもう号の定期運用を外れた後は他の形式に改造されたり廃車になったりして、最後に製造されて現在も原形をとどめる1編成だけが、団体列車などで予備的に使われていた。

 車内に清涼飲料水の自動販売機を備えるサービスが好評で、特急となったりょうもう号の現行車両にも引き継がれている。

 最後の晴れ舞台は20日、イベント列車「ありがとう1800系ラストラン記念ツアー」(応募締め切り済み)として東武動物公園―浅草駅間を経路非公開で走る。21日には引退記念乗車券(2000組限定、1組2000円)を館林、太田、伊勢崎、新桐生などの一部駅で発売する。問い合わせは同社お客様センター(電話03-5962-0102)へ。

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