何このタイトルなんか胡散臭い
と思われましたでしょうか?ですよねーきな臭い匂いがプンプンするもん
でもね。これから書こうとしている話はノンフィクションです。
今週のお題「あの人へラブレター」で思い出したこと。
今週のお題は気分盛り上げツールですね
わたしがラブレターを書いたのは生涯で一度きり
幼稚園に通っていた頃です…
ほらねやっぱり
切ないお話を期待させてしまっていたらゴメンなさい。
たぶんそういう展開にはなりません。
とはいえ
息子の成長過程を思い出しながら
ひらがなをマスターしたばかりの子供がラブレターって…
けっこうおマセさんだったのかもしれない*ぽこあぽこ*です。こんばんは。
この記憶はわたしにとって
切なくもないし懐かしい思い出にもなっていないのです。
どうしてかというと…
大泣きして破り捨ててしまったから
幼少期の記憶でこれほど鮮明に当時のじぶんの感情を覚えているも珍しいです。
むしろ
この時の記憶のおかげで
わたしは息子に対してデリカシーのある母親に成ろうと心がけることができました。
子供だったわたしは家で
みつおクン(仮称)というちょっとヤンチャで可愛い男の子へ
ラブレターを書きました。
もしかしてラブレターというものの存在を知って
誰かに書いてみたくて、みつおクンを選んだのかもしれません。
じぶんのことながら面白いな…と思うのは
幼稚園生のくせにちゃんと下書きを書いて練習しているということ。
内容は…まぁ
わたしは みつおくんが すきです
みたいな。さすがに気の利いたことは書いていません。
下書きに納得したわたしは
じぶんで便箋と封筒をつくり
清書して
封筒に赤いクレヨンで♡マークをつけました。
やっぱりテレビか何かの受け売りとおもう (笑)
と
ここで事件が勃発。
わたし、こういうこと親に知られたくない子でした。
小さいながらに親の言動が想定できちゃってたのかもしれない。
だからコソコソ隠れてやってるつもり(本人は)でした。
でもねぇ。やっぱり子供なんですよ。
下書きをしたのがアダになってしまった。
肝心の清書の方に注意が向いて下書きをテーブルに置きっぱに。
ご飯の支度をしていた母親がそれを見つけてしまい
笑いながら(ここが沸点)
それを父親に見せに走ってゆく姿を見て
ポコ 怒りの大泣き
ご存知ですよね?怒りの感情で子供が泣くときのパワーを。
わたしはギャン泣きして作ったばかりのラブレターを破り散らかすことで
このデリカシーのかけらもない母親に対して抗議したのでした。
今ならわかります。
笑ったうえにそれを父親に見せに行ったことに悪気はないのだと。
だとしてもわたしがどれだけ傷ついたかは理解させる必要がありますよね。
おそらく
わたしが発狂したので驚いたハズです(笑)
親や学校の先生って
ある意味リスペクトすべき対象のオトナたちですが
まったく悪気なくこういうことすることないですか?
今おもえば小学校の頃の先生はほんと変わった人が多かった。
そしてオトナになったわたしは
わたしは息子をひとりの人間としてリスペクトしながら育てる
そう誓って子育てしてきたつもりです。
それでも
やっぱり人間だもの。
息子にとっては母親であるわたしに傷つけられたことも
何度もあったのかもしれません。親不知子不知…
けっきょくその後
ラブレターを書いたことはいちどもありません。
みつおクン、元気にしてるかなぁ。オッサンになってるんだろうなぁ
余談ですが
ラブレター繋がりで映画作品をひとつご紹介します↓↓↓↓↓
Love Letter
岩井 俊二監督
中山 美穂さん主演
これ、ステキな作品でした。
*ぽこ*