18日
13時55分
1分52秒

コーチも“反則”念押しか、日大“悪質タックル”問題

 アメリカンフットボールの悪質な反則の問題で、反則をした日本大学の選手に対し、試合前にコーチが「やらないというのは無いからな」などと監督が指示した反則行為を念押ししていた、と日大の関係者が証言しました。

 この問題は今月6日、アメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学の定期戦で日大の守備選手が悪質な反則行為をしたものです。日大の内田監督が反則をした守備選手に試合前日、「1プレー目で壊して来い」などと指示していたという証言が既に出ていますが、この指示の後、試合当日にコーチが、「やらないというのは無いからな」などと指示を後押ししていた、と日大の関係者が取材に対し、新たに証言しました。同様の証言は、日大アメフト部の元部員からも出ています。

 「試合当日の朝もコーチから釘を刺されたとは言っていましたね。『もちろんやるやろ』みたいな」(日本大学アメフト部元部員)

 さらに、別のコーチは、反則行為の後、退場となった選手に対し「監督の指示に従った結果、退場となったが、これをきっかけにお前自身のフットボールに対する姿勢を変えればいい」と、反則を容認するような声をかけていたということです。

 文部科学省の林大臣は・・・

 「看過できない非常に危険な行為だったと認識しておりまして、スポーツを担当する省の責任者として、早期の問題解決を望んでおります」(林芳正文科相)

 日大は、アメフト部の責任者が関西学院大側に近日中に直接、謝罪したいとしています。

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更新日時:5月19日 4時02分

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